こんにちは。占い勉強中のiiyuです。

今日は月についての新たな気づきについて書きたいと思います。

そもそも、月というものはいつも夜空にあるものだと思っていました。ふと見上げれば、お月さんが夜空に浮かんでいたものです。特に満月の時はわざわざ外に出て眺めることもあります。

でも、思い起こせば、私は、確かに昼間の青空に白く浮かぶ月も観ているのです。なのに、それでも月は夜空にあるものと思っているのは、月だけではなく、星は夜空にあるものという強い固定概念を感じさせます。そもそも昼間は太陽の光が強すぎて、星を観察するのは夜というが一般的なので、仕方ないかなとも思います。

占星術を勉強し始めて、「今日は月は蟹座を運行中」などという言葉を聞くようになると、つまり、空のどの辺なのかしら?と疑問に思いました。「星座盤」というアプリで、月はどこにいるのかな?と見てみると、(現在11時半くらいなのですが)ちょうど私の足元のあたりにいます。天の川の近く、射手座付近にいます。真上を見てみると、木星と金星がちょうど双子座の星座のところに並んでいます。

では、これをホロスコープで見てみると、月はIC山羊座のあたりを、そして、金星、木星はMC蟹座の場所にいます。ここで、実際の星座とホロスコープ上のサインは違うというのが実感できます。これが歳差運動ですね!

そして、地球は自転しているので、ちょうど12時間後くらいには、この配置が逆転しているはずです。ということは、今日は夜空に月を見ることが出来るということです。

【MyMemo⭐️自転は自分を軸に回る動き・公転は他の天体の周りを回る動き】

さて、前置きが長くなりましたが、ホロスコープを出す時に、出生時間が分からない方もいます。(私は自分のものは分かるのですが、周りでも両親、友人の中でも分からない人が何人かいます。)

単純に母子手帳を紛失してしまい、両親や近親者も覚えていないという場合もありますし、直接聞けない間柄の人(芸能人など)も出生年月日は分かっても、時間までは分からないと思います。そんな時は、正午に合わせたり、時間不明としてホロスコープを作成します。

ここで、問題になるのが足の速い月です。

月は公転周期27.3日で地球の周りを1周します。(満ち欠けは29.5日です)1日で13.2度、2時間で1度の割合で移動しています。結構、速いです。なので、正午でホロスコープを出した時に、月がサインのどの度数にいるかをチェックします。もしかしたら、月のサインが変わるかもしれないからです。

サインの0~7度、または22度以降に月がいる場合、その人の月は0~7度なら前のサイン、22度以降なら後ろのサインかもしれません。(例えば、正午作成のホロスコープで牡羊座2度の月と表示されたら、本当は朝6時生まれだった場合は6時間前となるので、魚座29度になります)

隣のサインといっても、その性質は全く違うものになります。その人を表す大切な星の1つである月。性質が違うものを読んでいっては、ズレが生じてしまうかもしれません。

こんな時はどうするのだろう?と思ったら、まずそれぞれの月のサインのホロスコープを2つ出してみて、本人が比べてしっくりくる方を採用するという方法が良いそうです。

しっくりくる方を選ぶ。この「選ぶ」というのがポイントな気がします。

「自分の運命を選んだぞ!」という感じが、とても良いです。

ポロスコープを出す上で、出生時間が分からないということは、ハウスも分からず、アングルも決まらないので読めるところが若干減るということになります。そんな少しネガティブに思ってしまうようなスタートを、自分で選ぶことが出来る!というポジティブなアクションに変えることが出来るのは嬉しいことだなと思います。また、実際に自分の月のサインはこれだ!と確実に分かるということも同じく嬉しいことだと思います。そして、本人に確かめることが出来ない場合でも、想像しながらホロスコープを読むのも面白いことのように思います。

もしも、あなたの出生時間が分からなくても、あなたは確かにその時を選んで生まれてきたはずです。もしかしたら、出生時間が分からないというのも、あなたの狙い通りなのかもしれません。(ヒント少なめでやってごらん!みたいな)

自分で決めることが出来る。そして、分からなくても他にも読むところはたくさんある。というのが、占星術の器の大きさのような気がしています。

占星術、面白いですねー。月だけでもまだまだ書けますねー。

勉強のアウトプットをさせて頂きました。どうもありがとうございました。