こんにちは、りかこです。

皆さんは、どんな感じで占星術と向き合っていますか?

占星術を学び始めて最初の頃、円の中になんだか変な記号と数字と線が書かれているだけの図が、だんだん読めるようになってきて、ホロスコープの中で繰り広げられている星たちの会話が聞こえはじめるようになった頃のことです。

私を襲ってきた素朴な疑問が『占星術って占いなの?』でした。

そして学び進み、星読みの知識が増えてきて強く感じたのが、『ホロスコープは、多分ツールだな』ということ。

実は、射手座色が濃いからなのか? 私は、今までの人生で様々な言語を学んできました。そしてまた射手座らしく様々な言語をかじってますが、どれも中途半端です。

義務教育で学ぶ英語以外に趣味だったり興味が出たりで、今までかじった言語は、アラビア語、中国語、スペイン語、フランス語、そして今年の秋にはポルトガル語を学んでみようと思っています。

だから何?と思われるかもしれませんが、私にとって占星術を学ぶことは、すごく言語を学ぶことによく似ていたんです。

言語ってコミュニケーションに必要なツールですよね。

最初は、数字と線と記号が描かれただけのただの丸い図が、急にお喋りを始め聞き取れる瞬間が、最初はただの雑音で何を言っているのかチンプンカンプンだった外国語が聞き取れるようになる瞬間とよく似ていました。

ホロスコープは、それぞれの人が持つ心の声を内包したもの。

ちゃんと学べば、ホロスコープは拡声器並みに色んなお喋りをしていることに気付けるようになります。

ホロスコープを読むことは、私にとっては星のお喋りを聞いて日本語に訳すこと。

そういう意味で、『占星術って占いなの?』とすごく疑問に感じたんです。

そのホロスコープを持つ人の心の声を聞くという作業は、なんか占いではない気がしてしかたありませんでした。

ホロスコープは、私にとって人とのコミュニケーションツールの一つのように受け止めています。

講座を学んでいる時もなんだか新しい言語を学んでいるような感覚にすごく近かったんです。

言語を学ぶとき文法を知らないと上手く話せないし、積極的に人と接して会話を繰り返さないと聞き取れるようにならないのとよく似ていて、ホロスコープには文法のようなルールがあるし、繰り返し色々な人のホロスコープを読んで慣れないと、天体が発する言葉が聞き取れない。

占星術って学ぶことが多すぎて、途中でつまづいてしまいそうになることってあると思います。

言語学習もそうじゃないですか? 全然上達しなくて途中で挫折してしまうこと。

私も、最初の頃、学ぶことが多すぎて、また射手座の悪い癖で途中で色々なものに手を出したくなり『ヤバイものに足を突っ込んだな』と思ったものでした。

私の場合は、占星術を学ぶことがなんか言語学習と似ていて、その後もホロスコープと向き合ってる自分は、その丸い円の中の声とひたすら会話している感じです。

というワケで、私にとってホロスコープは、コミュニケーションツールです。

恐れ多くて占星術家と自称でも呼べるほどの専門知識は備えていませんが、それでもホロスコープと向き合った時、少しだけ星達と会話ができる程度には占星術の知識を得られたのかなと思っています。

英会話と同じで別に上手く話せなくても、コミュニケーションが少し取れてなんとなく意思疎通ができたら上出来じゃないですか?

全ての占星術的な専門知識がなくても、ホロスコープが大体読み取れて、相手の方のお悩みに寄り添えたら上出来ですよね。

ホロスコープの扱い方は、もちろん人それぞれだと思います。それぞれがそれぞれの取り扱い方を見付けられると占星術を学ぶのは面白いですよね。