「本当にやりたいことがわからないんです」

そんな言葉をよく聞きます。

たしかに、“好きなこと”や“向いてること”って、自分でもよくわからなかったりしますよね。

「わたしの本当にやりたいことって、なんだろう?」

夜ふと目が冴えたとき、誰かのSNSを見たとき、そんな風に問いが胸に浮かぶことはありませんか?

周りを見渡せば、夢に向かってまっすぐ歩いている人や、好きなことを仕事にして輝いている人たち。自分も何かを見つけなきゃと焦ったり、これでいいのかなと迷ったり。

でも、「やりたいこと」って、頭で考えて見つけるものじゃなくて、実はもっと深いところ──“魂がよろこぶ感覚”の中に眠っているのかもしれません。

魂が喜ぶことは、「感覚」でわかる

たとえば、

☆気づけば夢中になっていること

☆なぜか泣きそうになるほど好きなもの

☆理由はないけれど、心がふっとやわらぐ瞬間

それが、魂が震える瞬間

私たちはときどき、「それって仕事になるの?やる意味あるの?」と、すぐに頭で意味づけしようとしてしまいます。

でも、魂はもっと静かで、もっと繊細なところに生きています。

「自分のやりたいこと」や「魂が欲していること」って、まるで霧の向こうにある音みたいに、近いようで、掴みにくいもの。

しかも、それが社会や周りの声と重なってくると、どれが「本当のわたし」から出てきたものなのか、ますますわからなくなってしまう。

🌱でもね、こんな風に考えてみてやりたいことって、「ぱっと思いつくもの」じゃなくて、じわじわと、体の奥からこみ上げてくる“感覚”に近いんだと思うの。

それはたとえば…

・なぜかその場所にいると、呼吸が深くなる

・その作業をしていると、時間を忘れてしまう

・その話をしていると、目の奥が熱くなる、涙が浮かぶ

そういう“小さな震え”を、ちゃんと「本気で見つめてあげる」ことから始まるのかもしれない。

🔮星や命式は「かすかな光」を照らしてくれる

占星術や四柱推命は、“あなただけの感受性”や“エネルギーの傾向”を写し出す鏡です。

・どんな形で喜びを感じやすいか

・どんなリズムで動くと心地いいか

・どんな関係性の中で才能が開くのか

そんなヒントを、やさしく差し出してくれるんだよね。

🐾こねこたちが言うなら…

コナ:「やりたいことって、“これ!”って言えないけど、でも“これじゃない”ってことは、すぐわかるんだよね」

ラニ:「小さな“好き”や“気になる”を、ただ大切にしていくうちに、それがやがて“魂の声”になることもあるよ」

デイビィ:「わかんない時は、無理に決めなくていいんだって。感じて、遊んで、やさしく待つことも、すっごく大事なことなんだよ!」

焦らなくて大丈夫。霧の向こうから聞こえてくる感覚のその音を、「わかるよ」と言ってあげられるのは、ほかでもないあなた自身。

きっと、もう出会い始めているんだと思うよ。星も、こねこたちも、それをちゃんと知ってる🐾

「魂が震えるような“ほんとうにやりたいこと”」

それを見つけるヒントは、西洋占星術にも、四柱推命にも、ちゃんとあります。

ただし、「答えが書いてある」のではなくて、“その人だけの羅針盤”や“星の地図”が描かれているようなイメージです。

たとえばこんな風に使えるよ:

☀️西洋占星術なら星の地図が照らす、魂の方向

西洋占星術では、「魂が進もうとする方向」や「心がよろこぶ場所」をいくつかのポイントで読み解きます。

太陽星座:あなたの魂が人生をかけて輝かせたいテーマ(=使命・表舞台)

月星座:あなたの心が安心し、喜ぶ居場所。心が自然に求めてしまう安心と本能(=喜びの源泉)

MC(中天):社会的な使命や「公のわたし」が目指す姿や向かう未来像

☊ ドラゴンヘッド=これからの人生で目指す方向、魂の進化先

☋ ドラゴンテイル=過去生で慣れ親しんだもの、得意だけど停滞しやすい場所

🌟「魂の方向性」は太陽とノード、

💗「心が震える喜び」は月星座と金星で見ていけるのです。

これらはまるで、空に描かれたあなたの羅針盤のようなもの。すぐに答えが出るわけではないけれど、「こっちの方に歩いていくと、あなたらしさが光りますよ」と、やさしく方向を示してくれるのです。

🔥四柱推命なら命式が語る、魂の設計図

四柱推命では「時間と空間」に宿ったエネルギーを通して、その人の本質やよろこびの在り方を読み解きます。

日干(魂の本質):あなたの魂の本質、あなたという存在の“光そのもの”

通変星:才能や行動傾向=喜びの種

十二運星:人生のステージやどう花開くかという発揮の仕方

大運:どんな風に人生が流れ、成長していくかのリズム。そのタイミングで「開きやすい扉」「チャレンジすべき方向」

🌱とくに「日干の五行+通変星」は、自分の得意・好き・向いてるフィールドを知るヒントになるよ。

たとえばね、「木の気(日干が甲・乙)」をもつ人なら何かを育てる、伸ばす、伝えることに魂が喜ぶかもしれないし、「水の気(日干が壬・癸)」の人なら流れを読む、癒す、共感を通して世界とつながることに心が震えるかもしれない。「食神(しょくじん)」という通変星を持つ人は、表現すること、味わうこと、ゆるやかに楽しむことに魂が喜びます。

「しなければならないこと」ではなく、「やっていると自然と満たされていくこと」──その感覚を大切にすると、魂のエネルギーがまっすぐに流れはじめるのです。

でもね、大事なのは“こうすればうまくいく”じゃなくて、“わたしが本当に生きていたい形って?”って問いに戻ってくること

西洋占星術も四柱推命も、どんな風に考えたらいいかという、問いの形を思い出させてくれるんだよね。

星と命式は、ふたつの魂の地図

星占いも、四柱推命も、使っている言語はちがうけれど、どちらも見つめているのは「あなたという、かけがえのないひかり」。

ふたつを重ねて読んでいくと、まるで違う森の地図から、同じこねこの足あとが浮かび上がってくるような、そんな美しい瞬間が訪れます。

「わたしは、こういう風に生きていいんだ」「これを好きでいることに、意味があるんだ」そんな小さな確信が、あなたをもっと自由に、もっとやわらかくしてくれるのです。

🌙 星占いが描く「空の地図」→ あなたが生まれた瞬間の天体の配置=宇宙の設計図

🔥 四柱推命が描く「時間の地図」→ あなたが生まれた瞬間の天と地のエネルギーの流れ

ほんとうにやりたいことは、あなたの中にもうある

いま、もし答えが見えなくても、もし霧の中にいるようでも、それは“まだ見ぬ自分”に出会おうとしているから。

焦らなくていい。無理に探さなくてもいい。星と命式は、あなたの感性とともに、ちゃんと道を照らしてくれます。

そして何より──「わたしがうれしい」と感じることは、いつだって魂のよろこびに繋がっています。だから、あなたのその小さな“うれしい”を、今日もどうか、たいせつに。