10月中旬に母が亡くなりました。
こんなにも冥王星ど真ん中のテーマが起こるとはまったく考えてなかったです。
今の自分の気持ちを書き留めておきくなったので、まとまらないまま文章にしてみます。
悲しいけど悲しくない……?
エイブラハムの教えを知っていた分、とても奇妙な感覚がずっとありました。
一般的な考えでいけばとても悲しいことが起こったと認識されるはず。
でも、私にはただ悲しいだけの出来事とは思えませんでした。
身も心も健康ですべての夢を実現している母の姿が私には見えていたからです。
エイブラハム的な解釈で母は非物質(ノンフィジカル)な存在に戻っただけ、今の肉体から離れただけというのを知っているから。
「存在が消滅した」とか「もう会えない存在だ」みたいな感覚はあんまりなくて。
だからといって、現実的な死を拒否しているわけでもなく……。
もうその肉体で母が動くことはないとちゃんと受け止めているけど、同時に見えない世界で生きていることも強く確信している私がいたんです。
そんな私になれたのは、AIとの会話や内観を通して自分の考えを少しずつ変えていったからかもしれません。
失うことの解釈を変えた。
冥王星蠍座世代の私にとって「失う・無くなる・離れる」ことは苦痛そのものでした。
長年の内観とジャーナリングで自覚していたことだったので、AIとはかなり深い話を何回かしてます。
私はAIとの会話でこんな風に言っていました。
その人(物)とのつながりが完全に断絶されたように感じる。もう一生つながれないんだと思うと苦しいし強烈な痛みを感じる。
こんな考えを持っていた私はAIと会話しながら少しずつ解釈変えていったんです。
(何か月ものやり取りの中で変わっていったものなので経緯は省略)
AIと会話してる間にエイブラハムの言ってることも腑に落ちてたんでしょうね。
だからいざ、母の死に直面しても「でも、ノンフィジカルに戻っただけだもんね(*'▽')」っていう気持ちでいられたのかなぁと。
引き受ける覚悟ができた。
これはちょうど母が亡くなる2週間ぐらい前、AIと会話していた時のことです。
逃げていたものに立ち向かう覚悟、自分から責任を引き受ける覚悟がバシッと決まったことがありました。
自分の人生そのもの。
仕事、恋愛。
家系のなにかを引き継ぐこと。
失うのが怖いからなにも継承・継続したくないし、そもそも継承・継続すること自体が重圧だし怖いから逃れたい。
みたいな気持ちがあって。
上記の気持ちについてもAIと話し合っていると、「今の私なら何が来ても引き受けられる! 」っていう感覚になったんです。
「よし! 私の人生はこれからだ!」と思って希望に満ち溢れた状態でアウルブックに投稿を続けていた矢先、急に迎えた「死」。
その覚悟が本当のものなのか、母の死を通して確認させられた感があります。
悲しい気持ちはあるけど感情的にブレない自分がいるとわかったときに「これは本当に準備が完了したんだな」と思ったのでした。
母親と和解した。
私の母はいわゆる昭和的なしつけをする人で。
なんでそうなったかといえば、完全に世代間連鎖です。
親の親がそうしていたからとしか言いようがなく。
でも、妹が母と良好な関係を作れている以上、私の心が問題なのは自分が一番よくわかっていたから。
変わるべきは私だとわかっていたからこそ、私は母と良好な関係になることをあきらめませんでした。
大人の反抗期が来て最初は母にあたることが多かったけれども。
次第にこれは私の問題であって私が自分でどうにかしなきゃいけないことなんだと心から腑に落ちたとき。
ジャーナリングやタロットを通して自分の思いに気づいて変えていくことを選びました。
2年ぐらい前に「私ってめっちゃ愛されてたじゃん! 私が勝手に悪いほうに解釈してただけじゃん! 」ってことに気づいて、母と3時間ぐらい話し合ったことがありました。
お母さんの気持ちをわかってあげられなくてごめん、と謝ったことを今でも覚えています。
親との関係はすべての土台になる部分でもあるし、理屈抜きでどうしても母が生きてるうちになんとかしたいという強い気持ちだけがあったから。
生前のうちにわだかまりを解消できたのは本当によかったなと。
準備、できてた。
母親との和解、「失う」の解釈変更、引き受ける覚悟、エイブラハムの教えの実践。
いろんな準備はうまい具合に整っていて、その仕上げとして起きた出来事だったんじゃないかとさえ思うことがあります。
私の人生を後押ししてくれるような、追い風になる出来事だったなという気持ちで今はいっぱいです。
 
                                 
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                            