抽象的過ぎて言葉にできることは少なくなっていく……。
あとは知りたいことはたくさんあるけど、どこまで広げるべきなのか範囲も見えてきたような。
第一動因とは。
※以下の内容は今の私の理解度かつ独自の解釈が大いに入ってます。
四原因説で世界の成り立ちを証明しようとすると無限ループが生じてしまう。
(Aが存在するならBが存在するはずで、Bが存在するなら…といった具合に)
その無限ループをどうにかするために「不動の動者(第一動因)」を設定したと。
不動の動者という名前のとおり、自らは動かないが他を動かす者。
惑星や星座(恒星)も不動の動者によって動かされているってことのようです。
★個人的ペンディング項目
不動の動者のことをアリストテレスは「形而上学(けいじじょうがく)」の中で「神」と言っているそうなんだけど、どういう文脈で言っているのかは後で確認したい。
さすが万学の祖と言われるだけある。
最低限、アリストテレスは押さえておきたいなぁ。
第一動因は生命の木だとにケテル対応する。
すべての始まり、根源。
分解不可能な単一性を持つもの。
古代の宇宙観ベースに考えると、ケテルは不動の動者的なものとしてしか定義できないように思う。
アイン(無)、アイン・ソフ(無限)、アイン・ソフ・オウル(無限光)があってのケテルでもあるし。
ケテルより上は「神の領域」って言うほうが私としてはしっくりくる。
小アルカナの「エース」からヒントをもらう。
まっさらで純粋な「意図」に四大元素という「色」がついた状態って感じかな。
方向づけされた意図。
第一動因のことがあるから、各カードに描かれてる「白い手」が人知を超えたものに見えてくる。
今のあなたには"この気持ち"がありますよ。”これ"を元に始めるのはどうですか?
って四大元素を使って教えてもらってるみたい。
それこそ言語化できてなかったり無自覚だったりしてる今この瞬間の意図を目の前に差し出してもらってるイメージ。
私の感想:エースカードに実感が生まれた。
エースカードって初見だと「あ、四大元素ね、うん」で終わってしまうけど。
神の意志・意図みたいなニュアンスも含まれるのかな?と考えると読みやすくなりますね。
見えない領域から受け取ってるものを現実的にどうするのかは自分次第で、結果は現実に現れているっていうのが生命の木なのかも?と思ったのでした。
次回は太陽です。