お仕事ができる方、その場で自分が求められる役割を察知して、それをパッと担える方にあるあるなのですが、相手に求められる役割を担えば担うほど、相手はそれを期待する、でも自分は本当はそういう役割を求めているわけじゃないんだけどな….と心の中でモヤモヤ。

結果、相手の期待値に合わせすぎることで、自分が本来発揮できるであろう資質が活かせなかったり、他者からのイメージと自分自身とのギャップに疲弊してしまったり、はたまた、「これは本当の私じゃない!好きなことで生きていくんだ!」とおかしな方向に突っ走って行ったりするわけです。

あなたにも、そんな経験ないですか?

これってすごく勿体無いなと思うのです。私はよくビジネス系のYouTuberさんの動画を流し見するのですが、

・動きたいのに動けなくて同じところをグルグルしている人

・猛烈コンサルさんのいう通りにやって一定の成果は出したけれど、燃え尽き症候群になって続けられない人
・きっと自分には合っていないんだろうなというサービスを出して苦しんでいる人

こんな事を見聞きするたびに、きっとそっちじゃないんだろうなと思っています。自分が自分を一番よく知っていると思ったら、大間違いです。実は気付いてない自分が心の奥底に眠っていたりします。

そして過去の私自身が、まさに全部やっていたんです(苦笑)

他者からのイメージと自分の本質とのギャップはASCと太陽、エニアグラムのタイプに表れる

ASC獅子座は百獣の王の名の通り、華やかで堂々としたカリスマ性のある性質

例えばこんなホロスコープを持った人がいたとして、エニアグラムのタイプが6だったとします。

ASCとは他者からの第一印象であり、自分が意識せずに自然と振る舞えてしまうことでもあります。それが獅子座の性質を持っているということ。

獅子座といえば、百獣の王というイメージ通り、カリスマ性があって皆をグイグイと引っ張っていくリーダーシップがある人。人を惹きつけてやまない「陽」の魅力を持っている人でもあります。さらに自分の中に信念を持っていて、その信念のために戦える人という見方もできます。

だから他者からは華やかで堂々としている人、困難があってもリーダーシップをとってグイグイと引っ張っていける人だという印象を持たれている可能性が高いし、自分自身もそれが自然とできてしまうんですよね。

これでエニアグラムのタイプも似たような価値観を持つタイプだと、相乗効果でよりその力が生きるのですが、エニアグラムタイプ6だとここに葛藤が生じるのです。

エニアグラムタイプ6は「責任を果たすことで安心感を得たい」人

エニアグラムタイプ6の人は、責任を果たすことで安心感を得たい人。その場の空気を読んで、自分がどんな役割を果たすと責任を果たせるのかを見極め、その行動が取れる人です。

だから「誰もやらないなら自分がリーダーとして引っ張るしかない..」とリーダーを買って出るけれど、実はやりたいわけじゃない。むしろ縁の下の力持ち的にサポートすることが得意だったりするのです。

すると望まれるからやっているけれど、本当はやりたいわけじゃないのに…。

むしろ疲れるから誰かやってくれないかな。なんでいつも私ばかりがやらないといけないんだろう…とモヤモヤすることに

太陽天秤座はバランスを取りたい人

さらに太陽が天秤座なので、全体の中での自分、他者とのバランスも大切にしている人なんですよね。だから決して自分が目立ちたいわけじゃないし、自分がグイグイと引っ張っていきたいわけでもないはず。

だけど獅子座的な役割を求められるから、仕方なくやっているだけ…結果、ここでもモヤモヤが募るんですよね。

まずはそういうギャップがあることに自分自身が気づくこと

多くの場合、何かが違う。求められることと本当の自分とは違うのに、どう違うのかわからない、モヤモヤだけが募っていくという状態が続きます。

でも社会で生きていく以上、相手の求めていることをやらなくちゃと、相手視点に意識が向けば向くほど、自分の良さはどんどん失われていく。

反対に、「こんなの私じゃない!私は好きなことで生きていくんだ!」と、自分にばかりフォーカスを当てれば、自分勝手な人になって周りとうまくいかなくなる…ということが起こるわけです。

ではどうするか?まずは、なぜギャップが生じているかを自分自身が気づくこと

今回で言うならば、ASC獅子座と言う性質と太陽天秤座&エニアグラムタイプ6の性質にギャップがあったと言うこと。

そこに気づいた上で、例えば自分は本当は周りをサポートしていきたいと思っていることを伝えてみる。あるいは自分が常にリーダーシップを取らなければいけない状態を見直して、他にリーダーシップを取ることに長けている人がいないか探してみる。

もしかすると、本当は「今回は私がやってみたいな」と思っている人がいるのに、いつも自分がリーダーとして振る舞ってしまうことで、誰かの「やってみたいな」を消してしまっている可能性もあるのです。

ギャップを知ってそれをどう使いこなしていくのかが大事

ギャップがあることは悪いことじゃないです。多かれ少なかれ、誰しもギャップは持っているはず。

だから「自分にはこういうギャップがあるんだな」と気づいた上で、それをどう活かすのか、使いこなすのかが大事。

・自分が本当に大切にしたいことは何か

・自分の大切にしたいものを守りながら、より良い関係性を保つにはどうしたらいいか?

を考えることが大事なんですよね。

100%自分の思い通りになることなんて、社会で生きている以上、何1つありません。皆、多かれ少なかれ譲り合って生きている。

だからこそ、自分の本質を知り、自分が本当に大切にしたいことを定義し、自分が目指す未来を見据えながら、行動していくことが大切なんだと思っています。

そしてアストロエニアグラムはその手助けができるツールだと信じているのです。