今朝、お気に入りのアクセサリーを眺めていた時間がありました。小さなピアスひとつでも、なぜか心が躍るんです。「またこんなものを買っちゃって...」と思う反面、それを身につけた瞬間の、なんとも言えない幸せな気持ち。

もしかすると、あなたも同じような経験をしたことがありませんか?美しいものや、心が惹かれるものにお金を使ってしまって、後から「もっと実用的なものに使えばよかった」と反省してしまうような。

でも、もしあなたのホロスコープに2ハウスの獅子座金星があるなら、その感覚こそが実は素晴らしい才能なんです。今日は、そんなお話をしてみたいと思います。

「好きなもの」への情熱が、あなたの輝き方を教えてくれる

獅子座に金星を持つということは、とても堂々とした美意識を持っているということ。「これが好き!」という気持ちを、恥ずかしがらずに表現できる力があるんです。それも、ただ好きなだけじゃなくて、「なぜこれが美しいのか」「なぜこれに心が動くのか」を、自分なりに理解している。

そして、それが2ハウスにあるということは、その美意識が「あなたの才能」として現れやすいということなんです。2ハウスは、私たちが生まれ持った価値観や才能を、実際の豊かさに変えていく場所。つまり、あなたの「好き」という気持ちは、人生を豊かにする大切な道標になっているということです。

先日、まさにこの配置を持つクライアントさんがいらっしゃいました。「好きなものばかり買ってしまって、無駄遣いをしている気がする」と悩んでおられたんです。でも、お話を聞いてみると、彼女が選ぶものにはいつも一貫したセンスがあって、それを見た周りの人たちがいつも「素敵ね」と言ってくれるのだそう。

「それって、あなたの美意識が確かなものだからですよ」とお伝えしたとき、彼女の表情がパッと明るくなったのが印象的でした。「好き」を大切にすることは、自分らしさを大切にすることでもあるんですよね。

豊かさは「自分らしさ」を表現することから生まれる

2ハウスは「お金のハウス」と呼ばれることが多いのですが、実はもっと深い意味があります。ここは、私たちの内側にある価値観や才能を、目に見える形で表現する場所。物質的な豊かさは、その結果として生まれてくるものなんです。

獅子座の金星を2ハウスに持つあなたは、美しいものや心が躍るものを通じて、自分の才能を発見していく人。「人からどう見られるか」よりも「自分がどう感じるか」を大切にできる強さを持っています。

これって、実はとても貴重な能力です。多くの人が「これを買うべき」「あれを選ぶべき」という外からの声に惑わされがちな中で、あなたは自分の心の声をちゃんと聞けている。その結果として選んだものが、あなたの個性を輝かせ、周りの人にも良い影響を与えているはずです。

お気に入りのカフェで過ごす時間、心地よい音楽を聴く瞬間、素敵な器でお茶を飲む時間...。そういう「ちょっとした贅沢」を大切にすることで、あなたの中の創造性や感性がどんどん豊かになっていく。それが結果的に、人生全体の豊かさにつながっていくんです。

あなたの「好き」を、もっと誇っていい

ちょっとした実験をしてみませんか?今月の中で、一番心が躍ったものを思い出してみてください。それは小さなアクセサリーかもしれないし、素敵なカフェでの時間かもしれない。どんなに些細なことでも構いません。

そして、その時の気持ちを思い出して、「あの時の私の選択は正しかった」と自分に言ってあげてください。あなたの美意識は、きっと誰かの心も豊かにしているから。あなたが「素敵だな」と思って選んだものを見て、同じように心が温かくなった人がいるかもしれないから。

2ハウスの獅子座金星は、「自分らしい豊かさ」を教えてくれる先生のような存在です。その声に耳を傾けて、自分の「好き」を大切にしながら歩んでいくと、きっと想像以上に豊かな人生が待っています。

あなたの美意識を信じて、堂々と好きなものを愛してくださいね。優しい星の光が、あなたを照らしますように。