私の月には、冥王星と海王星と火星が、いい感じで関係を作っている。
ソフトアスペクトというやつだ。海王星と火星は重なっているので、二方向から支えられているように見える。
山羊太陽には厳しい冥王星も、月には協力的。やはり、庶民的山羊より、王族的獅子の方が上なのか。そう思わずにはいられないのは、私だけだろうか。
前置きはさておき、実感を掘り下げてみようと思う。
月は感情、素の自分を表すといわれる。
獅子座の月は、批判されるのが苦手。自分の行動をネタにされて笑われるのも嫌。つまり、いじられることを恐れる。
それらをされると、表面には出さなくても、へこむし、悲しくなる。
ただ認めてくれて、よしよしってしてくれるだけでいいのが、獅子座の月。でも、現実はそうではない。認めてくれない方が多いし、よしよしなんて、してくれない。
そんな時、獅子座の月はどうするか。視点を変えるのだ。
立体物を上下左右から見るように。もしくは、時間軸をかえて物事を眺めるように。
この辺り、射手座に位置する海王星のイメージ力が、火星によって行動に移されている感じがするんだけど、どうだろう?
視点を変えると、改善点も見えてくるし、新たな良さを発見したりもする。
そして、再チャレンジ。私らしく考えて、私らしく表現してみる。すると、またそれについての批判や苦言がやってくる。獅子座の月は再びへこむんだけど、大丈夫。
今度は、もっと深く考察すればいいだけの事だから。
3ハウスにいる冥王星は、何回でもやり直しに付き合ってくれる。
冥王星、根気があるな。
こうやって、獅子座の月は、自分の感覚感情を表に出していくことを諦めない。獅子座の月にはパワフルでタフな世話役がついているので、山羊座の太陽は圧倒されがち。というか、協力関係を結ぶ方が、お互いのためには良さそうだ。
海王星も火星も冥王星も、それを提案しているように思う。
これは、私の月の場合。
くれぐれも、太陽とは仲良くやってほしいと思うのだが、皆さんの月はどうだろうか?