こちらの記事は、自分のホロスコープを実感と共に掘り下げていく記事です。

占星術でこんなふうに学んだけど、実際のところはどうなの?

みたいな、疑問の参考にしてらえると嬉しい。そんな思いで書いています。

前回に引き続き、今回も私の水星を深めていこうと思います。

水星は、その人の適職を見つけるのに適した惑星だといわれます。

惑星には発達年齢域というものがあり、水星の場合は、8歳から15歳くらいといわれます。その間に獲得した情報収集やコミュニケーションの方法が、一生にわたってその人の手法になるというものです。

コミュニケーション能力や情報収集能力は仕事上で欠かせない能力。なので、適職がわかると考えられているようです。つまり、その人の持っているスキルから適職を探っていく、適職診断的な考え方ともいえそうです。

なるほど。早速、ホロスコープを深堀してみましょう。

私の水星は山羊座に位置し、太陽と重なっています。

私は、情報を得るのはまず本から。しかも、同じ系統の本を最低10冊は目を通します。その後、学校や通信教育などで基礎から再び学び、資格を得た後は、独学でさらに追及していきます。理想は、情報が知識として体内に浸透し、実践できる状況です。

これ、恐ろしく時間がかかりますが、いったん体内に浸透した知識は、消えません。結構年月が経っても思い出せます。

インターネットが普及する前の時代ならではの手法かもしれませんが、山羊座的と言えなくもない。山羊座は着実に頂点を目指す性質を持つ星座。付け焼き刃は通用しないと、生まれた時から知っているような側面もあります。

また、コミュニケーション方法で言えば、私は雑談ができません。話題がないんです。いや、話題はあるけど、世間一般的な共通の話題が瞬時に探せないんです。

水星は太陽と重なっているので、太陽の思ったことを言葉にします。つまり、「心にもないことは言えない」というやつです。

また、その時手掛けているものの頂点を極めたい山羊太陽とくっついている水星は、太陽の目的のために、脇目を振らずに一点集中します。

なので、その時々のマイブームの話題はあるけど、そのほかの事についての情報がまるでない。という状態に陥ります。

だって、困るでしょ?

初対面でいきなり、「私、丙午なんですけど、月星座獅子座が日干に現れてる感じがして、面白いですよね。」とか言われても。

だから、話題はあるけど、話すことがない。となるんです。

水星は太陽の意図を実現するために、情報を集め、整理し、提供します。その手法には、水星のサインやアスペクトが、個人的な癖となって現れるように私は感じています。

山羊座の徹底的に頂点を極めようとする意図に伴走する水星は、視野狭窄になりがちだけど、集中力は高い。その時に目指しているものの話題には事欠かないが、雑談はできなし、そもそも興味がない。私の水星の癖はこんな感じ。

それでは、そんな水星を持つ私の適職って、何だろう?

オタクな研究員。

これしかない。

私は、オタクが迫害されていた昭和時代を生きてきたので、「オタク」という言葉に誇りはあってもそれを公言できない世代です。

でも、ここに書いている記事は、どう考えても「オタク的」な記事で、それを書くのはとても楽しい。

しかし、私が「オタク」でありながら、ごく普通の人として生活できているのは、水星が6ハウスに住んでいるおかげではないかと思っています。

私の太陽と水星は、それぞれ5ハウスと6ハウスの際に住んでいて、そこで重なっています。極めることが楽しい太陽を支える水星は、実生活の現場である6ハウスに、太陽をとどめる役割を果たしている気もするのですが、どうでしょうか?

もちろん、オタク研究員まっしぐらにならないために太陽を押しとどめているのは、水星だけではないんだけど、水星の力も、微力ながらあるように私は感じています。

いかがでしたか?

これは私の場合ですが、あなたはどうでしたか?

あなたの水星はどこにあって、どんな癖を持っていて、どんな適職が見つかりましたか?

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

楽しんでいただけると、「オタク研究員」として、とても嬉しいです。

そして、また遊びに来てもらえると、「オタク研究員」は、ますます喜びます。