自分の人生の物語を紡いでいくことも、すべてはひとつというつながりの感覚もどちらも大切な視点です。
生命の樹や海王星などの投稿の中で一元と二元について触れてきましたが、以前読んだある本のことを思い出しました。著者は分かるんだけど、どの本だったかなぁ~と探しているのところなのですが・・・
星占いダイアリーにメモしてありました!
『非二元(一元)の視点と現象世界での実践的取り組み、どちらの視点も持つことが必要』
これを読んだときにむちゃくちゃ共感したんだったということを思い出しました。
非二元の視点というのは、私は全体から現れているだけの存在で、私というものは無いという視点。現象世界での実践的取り組みというのは、現実で私たちがこれをしようと決めて行動していくこと。
私たちの本質はワンネスであるけれど、現実では私という存在が意思決定して生きている、ということだと解釈しています。私は無いんだから何してもいい、好き勝ってしていいとか何もしなくていいとかではなく、良心を持って生きましょう!というような意味が含まれていると思っています。
どっちの視点からも語られている情報があるけれど、その人がどこに焦点をあてているかで違ってくると感じていたので、やっぱりどっちも必要だよね~と改めて気づかせてもらえたのでした。
一元論→、万物の根源は同じという考え方/すべてがつながっているワンネスの状態※宇宙、源、ソース、大元、全体性、神様、サムシンググレート、集合的無意識、潜在意識など、さまざまな言葉として表現される
二元論→世界は2つの要素で出来ているという考え方/二極の要素が前提(陰陽、光と闇、死生、精神と肉体、善悪、好き嫌いなど)。「私」と「私以外のもの」の境界線がある状態※現実世界で生きていくために誰もが持っている感覚
☆AIに一元論と二元論を比較しながら教えてもらうと、分かりやすく説明してくれます。
※『ワンネス』と『私という概念のある世界』をそれぞれ一元と二元という言葉で表現しているだけで、3次元や5次元などの次元の意味では使っていないのでご注意ください〜
※一元を表すワンネスという言葉より、潜在意識、超意識、ハイアーセフル、全体性などあなたがしっくりくる言葉があれば、そちらに置き換えて感じてみてください。潜在意識という表現が最もフィットする人もいると思います。私は神意識がいちばんフィットしますが、ワンネスという単語が文脈としては分かりやすいと思い使っています。
※この記事で使っていくワンネスという言葉は、私という意識を伴った状態での一体感のように受け取っていただければと思います。
《意味なんてなくっていい》
先月のみらいテラスのライブ配信でも、まゆちん先生がこの2つの視点とほとんど同じことを語っておられてとても印象的だったので、まゆちん先生のそのときのお言葉を使わせていただきます。
【10月8日:牡羊座満月ライブ】
https://www.youtube.com/live/ug0_BNV75-g?si=OeEYz2Ota1AGl7EG
(私もちょっと前からリンク貼れなくなってます、すいません)
『占いは新しい意味づけを上書きして、その人の物語を紡いでいく優しいもの。けれど根底では意味なんてなくていいと思っている』
『意味を与え合うことで私たちは生き生きするし人間らしい営みができるけれど、私たちの存在は命の祝福で満たされているものだから、本当は意味はなくていい』
まゆちん先生の魂のニーズと人間のニーズそれぞれのニーズの視点でお話されていて深かったです(すごく分かる!!生命の樹だとケテルとティファレット視点!)
占いによってその人が生きにくさから解放される意味づけをするというのは二元の視点です。私がこの世界でどう生きていくのか、どういう物語を生きているのか。生きる意味を与えてくれるものです。
一方の『意味はなくていい』というのは一元(ワンネス、宇宙)の視点。みんな命の祝福をされている存在なんだから意味はいらないよね、ということ。すべてつながっているという意識には意味づけが必要がないというか、意味づけ自体の無い世界って言えるのかな。
ちょうど学んでいたヴェーダーンタの解説で『命は歓喜』であるという説明がされていて!まさにこれ!と結びつきました。
《2つの視点で生きる》
さて、ここからは私の考えです。
2つの視点どちらもあって、本当の意味での自己実現なのではないかなぁ、満たされて生きることができるのではないかなぁと思っています。
どっちの感性も持っている人は魅力的だしバランスがいいと思うんですよね~!
もし、どれだけ私らしく生きることを意識していても、どこか満たされないとか、行き詰まったかんじ、どこへ向かえばいいのかモヤモヤするなら、みんなつながっているというワンネスの感覚が必要なのかもしれません。ワンネスという発想でなくても、意味を求めすぎると苦しくなるものだろうから、意味はないという視点もあったらいいのかもしれません。
反対にワンネスの感覚で幸福感はあっても・・・。魂の声を実現するために人間として生まれてきているのだとしたら、自分と他者という境界線を引いて、自分らしく生きることが必要だと思うんです。私らしく生きるという発想は二元なので、私たちは二元の視点は特に気にしなくっても持っていることになりますよね。
どちらも大切だよね。意味はなくていいんだけど、意味はあったほうがいいよね。でも意味はいらない。これって、矛盾じゃなくて2極の統合。
どっちの感覚もわかるから、どっちも大切だとしか言いようがない。
宇宙とつながっている安心感、幸福感がベースにあって、その上でこの現実世界を自分らしく生きるというのが、どちらの視点も生きている状態だと思います。
現実で辛いことやネガティブなことがあっても、深いところではつながりと安心感があって、本当は何も問題はないんだと分かっている意識の状態。
この2つの視点は、同時進行しているとも言えるし、瞬間ごとにスイッチを切り替えているとも言える。
内なる声を聞くというのはワンネスのほうへ意識を向けることで、その内なる声をキャッチして「~しよう!」と実際に行動に移していくのは二元の視点です。
だとすると、魂の望む生き方をしたいのなら、ワンネスへの視点は必要不可欠とも言えますよね~
今、この瞬間のあなたにはどっちが大切?
自分らしさを意識することか、すべてはひとつというつながりの感覚か。
今どっちが必要なのかが分かると、今なにをしたほうがいいのか、今どんな情報が必要なのか、反対に今は何をしなくてもいいのかなどが分かりやすくなると思います⭐️
抽象表現満載になりましたので、毎度の私の体感で例えますと・・・
自分がどうしたいか、何をするかを軸に生活してますので、ほぼほぼ二元的に生きています。蠍座っぽい自分を意識するのも二元の発想ですよね。心を整えるために毎晩、瞑想をしたりリラックスして内側の静寂を感じる時間をとっていますが、そのときは一元へ向かう時間になっています。日常のささいな場面では空を見上げたときとか、近所の木々を見たときとか自然とつながっているという一体感が生まれるし、特に夕空には神様がいるなぁ~と祈りたくなる気持ちになってしまいます。お気に入りの神社に行っているときも同じ体感。そういうときはワンネスへの感覚になっていると感じます。
《ワンネスの感覚どうやって感じる?》
さてさて、ワンネスの感覚といっても、ワンネス体験をしなければいけないわけではないと思います。何をどこまでするかなどは個人の関心度によるし、今は物語を紡ぐことに集中したい人だっているだろうし、人それぞれでいいですよね☆
冥王星講座後夜祭のライブ配信では、えつこ先生が風の時代の次にくる水の時代の要素である、私たちがすべてつながっているということを思い出すことが大切だとお話されていて、意識することがまずは大事なのかなと思います。
ただ、みんなつながっているとは感じられない~、って人も中にはいますよね。だから実際のアクションもあったらいいなとも思っています。
まずは、一元の視点を育むようワンネスにちょっと近くなる感覚を日々取り入れていけばいいと思うのですよね⭐️
みなさんもリラックス、リフレッシュのためにされているようなことなので、特別なことではなくて〜
たとえば↓
☆ベストなのは自然の中にいくこと。自然って宇宙や神様を感じやすいですよね。山や森、海に行って高いエネルギーを感じたり、自分も自然の一部なのだと感じること。
☆無心で行えること・思考をなるべく使わずリラックスできることをする→ウォーキング、楽器の演奏、ダンス、絵を描く、編み物、お掃除など表現すること身体を動かすことは無心になりやすいですよね。ヨガや太極拳など呼吸と身体の感覚に意識をむけるエクササイズもとてもよいです。
☆ボーっとすること。自然の中やカフェ、入浴中(お風呂あがりもおすすめ!)、乗り物の中、1人でくつろげる空間で意図的にボーっとする。→ボーっとするのは脳疲労にいいので情報疲れ考え疲れなどしてたらやってみてください~。
ボーっとできなくて思考ぐるぐるタイプの人は、マインドフルネス瞑想など思考を観察していく方法でも心身は緩まっていきます。
他にもいろいろあると思うので、ご自身に合った方法を~♪考えるって二元の意識を強めるので、思考の働きを沈めることがコツでしょうか。
スピっぽい本格的な取り組みをしなくっても、こういうことでもつながる感覚って育んでいけると思っています!
それをしているときに自分が広がっていく感覚だったり、大きなものとつながっているかんじを意識していくと(もし感じられなくても継続大事♪)ワンネスに近づく感覚が得られていくと思います。境界線を溶かすのを意識するというよりも、思考を減らしてリッラクスして無心になれる方向にむかうと、二元の感覚が緩んでいくというのかな~
みんなとつながっているかんじ、全体の中に自分がいるかんじがする人もいれば、自分を超えたものとつながっているという感覚になる人もいるかもしれません。私はこっちタイプですね。
人との境界線が上手く引けない人には、私とあなたは別の存在だとしっかり線引することも大事で、一元に向かう力と二元の分離する力とどちらもバランスよく意識していけるといいですよね♪
この記事を書き始めてから、私自身もこの2つの視点を生活の中で意識してみていますが、スイッチの切り替えがしやすくなったことを実感しています⭐️
言語化(アウトプット)すると意識化しやすくなりますね😊