今日は、なんとなく“気持ちの底”が揺れる日かも。

蠍座の新月。

四柱推命的にも癸巳。癸の優しい雨の中で、小さな火を灯そうとしている。



その感覚は、ちょっとした時に現れる。

朝、子どもを送り出したあとにふっと訪れる静けさ。
夕飯のメニューを考えながら湧いてくる小さなため息。

子どもの寝顔を見てホッとする瞬間に、胸の奥がちょっとざわつく感じ。

そのどれもが、
「もう、ここからは違うやり方でもいいよ」
そんなサインのように思える。

母になってから、気づかないうちに“抱えっぱなし”になっていることが多かった。

ちゃんとしなきゃ。
優しくいなきゃ。
怒っちゃダメ。
仕事も家のことも、子どもの心も、全部見てあげたい。

その気持ちは本物だけど、その中に紛れた“疲れ”とか“無理”がちょっとだけ輪郭を持ってくる。

たとえば、
ずっと続けてきた家族のルールが、なんだか今の暮らしに合わなくなってきたり。
「お母さんだから」と我慢して飲み込んできた気持ちが、“もう限界だ!”とガサガサと音を立てたり。
“このままでいいのかな”が、いつもよりリアルに聞こえたり。

それは決して悪いことじゃなくて、
むしろ“見てあげないといけない大事なサイン”。

大声で変えなくていい。
人に宣言もしなくていい。

ただ、
「あれ? 私、このやり方ちょっとしんどいかも」
「こっちの方がラクなんじゃない?」
そんな気づきが生まれたら、それをそっと胸に置いておく。

母としての日常は、毎日同じようでいて、少しずつ変わっていくもの。
子どもが成長するように、母としての自分の気持ちだって、静かに姿を変えていきます。

その変化に気づけるのは、いつもより心にスペースがあるから。

自分を責めず、追い立てず、
気づいた気持ちをそのままの形で抱きしめてあげてたい。

それが、これからのあなたを、そして私を

もっと軽く、もっと自由にしてくれますように。