心の奥で、感情がそっと波立つとき。
普段なら見過ごしてしまうような感情が、ふっと浮かび上がってくるのは、逆行中の水星と月が蠍座にいるからなのでしょうか。
そして、四柱推命的には壬辰。
壬は“海のように、止められないほど大きな水の流れ”。
辰は“まだ地面の下で眠っている可能性”。
心の深いところで、ゆっくりと新しい流れが動き始める。
いつもなら蓋をしたくなるような本音が、
「そろそろ出してもいいよ」とアピールしてくるような気がしています。
それは、たとえ言葉にならなくても、
揺れていたとしても、
自分の中で“新しい芽”が生まれてきたサイン。
ということは…
「もうこのままじゃいられない」ということに気付いてしまうかも。
変わらずにいることなんてできない。
どんなに恵まれた環境だったとしても。
手放したくない状況だったとしても。
変化は必ず起こる。
波のように形を変えながら、気付かないふりをしている私の周りを取り巻いて。
目を閉じたままだと、自分だけが取り残されたように感じてしまう。
でも、不安で目が開けられない。
そこに見える景色は、今までと違うから。
でもきっと、海王星との調和が、
直感をやさしく守りながら、次の方向へ導いてくれるはず。
感じたことをそっと大切にするだけで十分。
そうやって、自分の未来を信じてみたい。