タロット、星読み好きの深文です。

視野と可能性を広げたい、という思いから両者を学んでいるのですが、自分のホロスコープにあまり縁のない星座って感覚が分かりにくかったりしませんか?

私自身、星読みは好きだし気になるけど、学びの足を止めがちだったりもするのでタロットの力も借りてみようかなと。

今回引いてみたのは、インナーチャイルドカード。

出てきたカードは「Nine of Hearts」。

タロットだと「カップの9」に相当します。

このカードの端的な意味は「自分のコップを完全に満たす」。

水は生命の根源だとか、愛情や感情を表すと言われていたりしますよね。

星座で水のエレメントに該当するのは「蟹座」「蠍座」「魚座」。

この水のエレメントの力をうまく扱うためには、自分の中にある器、コップの大きさや強度が大切になるということをこのカードは示唆してくれたのかなと思いました。

カップの9は願望成就のカード、願いが叶うときに出てくると言われていたりします。

たとえば神社などで「〇〇が叶いますようにー」なんてお祈りをしますが、このとき願いを言語化することと同時に大切になるのが、

「その願いが叶ったとして、それを受け入れる器が自分にはあるのか」

ということ。

金銭的豊かさでも、誰かとの縁が結ばれるでも構いませんが、それを受け取る準備や心構えはできているのか。

たとえば自分の器に過去の出来事によるひび割れはできていないか。それは受け取るに耐えられるほど癒されているだろうか。補強されているだろうか。

もしくは器を開けているつもりで、蓋をしていないだろうか。

すでに不要になったもので器は満たされていないだろうか。

受け取ることって、準備ができていたら簡単に手に入るものなんでしょうけれど、器を整えることが最優先なこともきっとあるでしょうね。

たとえば私の個人的なイメージだと。

蟹座さんならオアシス作り。身内や家族や大切な人たちに安心して過ごしてもらえるように、美味しい水を準備したり、木々を植えてみたり。池や湖の護岸を整えたり。ゴミや不要物だらけの環境ではきっと安心して過ごしてもらえないですよね。

蠍座さんなら、泥も受け入れられるだけの器の強度作り。大切な誰かの清濁合わせて受け取るために、愛するためには、きっと泥を入れても壊れない強度の器がないと耐え切れない。もしくは深海の圧に耐え切れるくらいの器だったり。

魚座さんは、少しずつでも器の大きさを広げていくこと。まずはお相撲さんが持つ盃だったり、美術館にあるような実用的でないほど大きなツボだったり。この世界の全ての水を包む地球そのものだったり。溺れるイメージから包み込むイメージに移行できたら、この世界への言葉にならない不安は少しでも減るかもしれません。

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私自身の話だと、孤独に生きると覚悟を決めた状態から、急展開で入籍しました。

旦那さんはとても優しく、愛のある言葉や行動を届けてくれているのですが、

私自身の器がひび割れだらけで、世界へ心を閉ざし気味だったので器の蓋を半分以上閉めていた状態で。さらに過去の辛い悲しい記憶で器を満たしている状態でもあったことに、このカードを見つめていて気づきました。

だからうまく受け取れないし、優しさが怖くなるし、そんな自分にイラつきも感じていたんだと思います。

器を整える作業はとても時間がかかるだろうし、手間もかかるだろうけれど、受け取る準備ができればもう目の前に幸せはある。

わたしは天体の「年齢域」の考え方がとても好きです。

わたしは火星期に足を突っ込みましたが、まだ月の癒しも必要だなと感じています。

もしあなたも、前に進みたいし受け取りたいけどその活力やエネルギーが足りないと思うなら。

月星座を満たして癒す、を丁寧にしていくといいかもしれませんね。

(私なら双子座なので、飽きてもいいから本を読んだり知識を入れてみたり、かるーくおしゃべりしたり、気の向くままに出歩いてみたり、でしょうか)

きっとあなたの目の前にも、すでに幸せはありますよ。

この文章があなたの星読みの参考になれば幸いです😊

では、また!