春の扉が開く、特別な時間
おはようございます。深沢あいです。
今日は啓蟄と魚座の関係について、お話ししたいと思います。この時期、私はいつも不思議な感覚に包まれるんです。冬の間、静かに眠っていた何かが、ゆっくりと目を覚まし始める...そんな空気の変化を感じませんか?
啓蟄は二十四節気の一つで、例年3月5日か6日頃に訪れます。「啓」は開く、「蟄」は冬ごもりしている虫を意味していて、土の中で冬を越した虫たちが、春の気配を感じて地上へ這い出てくる時期を表しています。
実はこの啓蟄、ちょうど魚座のシーズン(2月19日頃から3月20日頃まで)のど真ん中にあたるんですね。これって、偶然じゃないと私は思っています。占星術では魚座は12星座の最後の星座。一つのサイクルの終わりであり、次の新しいサイクルへの準備期間でもあります。
冬の間に蓄えたエネルギーが、春へと向かって動き出す。魂のレベルでも同じことが起きている...そう考えると、この時期がどれほど特別か、わかってくるんじゃないでしょうか。
啓蟄と魚座シーズンが重なる意味
私が占星術を学び始めた頃、二十四節気と西洋占星術の関係に気づいて、夜通し資料を読みあさったことがあります(笑)。当時はIT企業で働いていて、パターン分析が好きだったので、このつながりを見つけた時は本当に興奮しました。
啓蟄という言葉には、「隠れていたものが現れる」というニュアンスがあります。冬の間、地中で静かに過ごしていた生き物たちが、春の光と温もりに誘われて姿を現す。これは自然界の話ですが、私たちの内面でも同じことが起きているんです。
魚座は水のエレメントを持つ星座で、感情や無意識の世界を象徴しています。目に見えない世界、言葉にならない感覚、夢やイメージ...そういった「はっきりとは捉えられないけれど、確かに存在するもの」を大切にする星座です。
魚座のシーズンは、冬の静けさから春の活動へと移行する境界線のような時期。この時期に啓蟄が訪れるということは、私たちの無意識に眠っていた思いや願い、まだ形になっていないけれど芽吹こうとしているものが、表に出てこようとするタイミングなんですね。
日本の二十四節気と西洋占星術が、こんなふうに響き合っているのを発見すると、古代の人々の自然観察力に驚かされます。洋の東西を問わず、人は同じ宇宙のリズムを感じ取っていたんだなって。

魚座的エネルギーの特徴
魚座のエネルギーって、どう表現したらいいのか...いつも言葉選びに悩むんです。境界線が曖昧で、水のように形を変えて、でもとても深い。
私の言葉で言うなら、魚座は「溶け合う力」を持っています。自分と他者の境界、現実と夢の境界、過去と未来の境界...そういった線引きが柔らかくなって、すべてが一つの大きな流れの中にある、そんな感覚です。
この時期、こんな経験はありませんか?
いつもよりも感受性が高まって、音楽や映画に深く感動する
人の気持ちがいつもより強く伝わってくる気がする
夢をよく見るようになったり、夢の内容が印象的になる
ぼーっとする時間が増えて、現実感が薄れる感じがする
過去の記憶が鮮明によみがえってくる
なぜか涙もろくなる
これらは全て、魚座的な感受性が高まっているサインです。悪いことじゃないんです。むしろ、この感受性こそが、魂の芽吹きには必要なんですね。
魚座には「受容する」という大きなテーマがあります。良いことも悪いことも、嬉しいことも悲しいことも、すべてをそのまま受け止める優しさ。これは一見受け身に見えるかもしれませんが、実は相当な強さが必要です。
先日、あるクライアントさんとお話ししていた時のことです。その方は「春になると、なぜか胸がざわざわして落ち着かない」とおっしゃっていました。ホロスコープを見ると、魚座に重要な天体がいくつかあって、この時期特有の敏感さが表れていたんです。
「それは、心が何か新しいものを受け取ろうとしているサインかもしれませんね」とお伝えしたところ、ハッとされた表情をされました。落ち着かなさは、実は魂が次のステージに進もうとしている合図だったんです。

魂の芽吹きをサポートする魚座的開運アクション5選
それでは、この啓蟄の時期に、魚座的なエネルギーを活かして魂の芽吹きをサポートする具体的な方法を5つご紹介します。どれも私自身が実践してきたことや、セッションでお伝えしている内容です。
1. 水と仲良くなる時間を作る
魚座は水のエレメントの星座。この時期は特に、水との関わりが心の浄化につながります。
私が一番おすすめしたいのは、意識的な入浴の時間です。いつものお風呂時間を、ちょっとだけ特別なものにしてみてください。
湯船に浸かりながら、目を閉じて、温かいお湯に身体が包まれている感覚にただ集中する。余計な考えは、お湯の中に溶けていくイメージで。5分でも10分でもいいんです。ただ「今、ここ」にいることを感じる。
バスソルトを使うのもいいですね。私は満月の夜に作った月光浴済みの塩を使うことがあります。ちょっとした儀式みたいで楽しいですよ。
近くに川や海があれば、眺めに行くのもおすすめです。流れる水を見ていると、不思議と心が落ち着きます。水は常に動いているのに、そこにある...魚座的な矛盾を体現していると思いませんか?
2. 夢日記をつける
魚座のシーズンは、無意識からのメッセージが届きやすい時期。夢は、普段意識できていない自分の本当の気持ちを教えてくれる貴重な手がかりです。
枕元に小さなノートとペンを置いておいて、朝起きた瞬間に夢の内容を書き留めてみてください。詳しく覚えていなくても大丈夫。断片的な印象やキーワードだけでもいいんです。
「青い空」「誰かと話していた」「懐かしい場所」...そんな簡単なメモでも、数週間続けると面白いパターンが見えてきます。
私自身、IT業界で働いていた頃、行き詰まっていた時期がありました。その時、毎晩同じような夢を見ていたんです。広い海の前に立っている夢。夢日記を見返して、「ああ、私は自由を求めているんだ」と気づいた時、何かが変わり始めました。
夢の意味を無理に解釈する必要はありません。ただ記録して、眺めるだけ。それだけで、自分の内側の声が聞こえやすくなります。
3. 「何もしない」時間を意識的に持つ
これ、意外と難しいんですよね。現代人は常に何かしていないと落ち着かない。でも、魂が芽吹くためには、余白が必要なんです。
週に一度でいいので、30分から1時間、本当に何もしない時間を作ってみてください。スマホも見ない、本も読まない、音楽もかけない。ただ座って、窓の外を眺めたり、お茶を飲んだり。
最初は退屈で、そわそわするかもしれません。でも数週間続けると、この時間に大切な気づきが訪れることに気づくはずです。
私の場合、この「何もしない時間」に、ふと昔のことを思い出したり、忘れていた夢を思い出したりします。忙しい日常では気づけなかった、心の声が聞こえてくる感じです。
魚座のエネルギーは、「受け取る」ことを教えてくれます。受け取るためには、まず空っぽの器を用意しないと。何もしない時間は、その器を作る時間なんです。
4. 創造的な表現に触れる・試す
魚座は芸術や創造性とも深く関わる星座です。この時期は、美しいものや心を動かされるものに触れることで、魂が潤います。
美術館や映画館に足を運ぶのもいいですし、好きな音楽をじっくり聴く時間を作るのもおすすめです。ポイントは、「ながら」じゃなくて、そのことだけに集中すること。
そして、もし可能なら、自分でも何か創造的なことを試してみてください。上手下手は関係ありません。絵を描く、詩を書く、料理を作る、庭いじりをする...何でもいいんです。
私は時々、クライアントさんに「色と対話する」というワークをおすすめしています。色鉛筆やクレヨンを前に、「今日の私の色は何色だろう?」と問いかけて、直感で選んだ色で自由に描くだけ。何を描くか決めずに、ただ色と遊ぶ。
これをやってみると、自分でも驚くような色を選んでいたり、思いがけない形が現れたりします。それが、普段は隠れている自分の一部なんですね。
5. 過去を優しく振り返る
魚座は12星座の最後の星座で、「統合」という役割を持っています。これまでの経験すべてを受け入れて、次のサイクルに進む準備をする。
啓蟄の時期に、少しだけ過去を振り返る時間を作ってみてください。ただし、後悔や反省ではなく、「あの時の私、よく頑張ったな」という優しい目線で。
去年の今頃、何をしていましたか?どんな気持ちでしたか?そこから今まで、どんな変化がありましたか?
アルバムを見返すのもいいですね。昔の日記を読むのもいい。懐かしい音楽を聴くのもいい。過去の自分に会いに行くような感覚で。
私は毎年この時期に、前の年の手帳を読み返す習慣があります。「ああ、この時はこんなに悩んでいたんだな」「でも、ちゃんと乗り越えてきたな」と思うと、自分への信頼が深まります。
過去を振り返ることで、実は未来への道が見えてくるんです。自分がどこから来て、今どこにいて、これからどこへ向かおうとしているのか...その流れが見えてくる。
啓蟄×魚座シーズンの過ごし方のコツ
ここまで具体的な実践方法をお伝えしてきましたが、この時期を心地よく過ごすための、もう少し日常的なコツもお話ししておきますね。
自分の感受性を否定しない
この時期、「なんだか感情的になりやすい」「涙もろくなった」「やる気が出ない」と感じることがあるかもしれません。でも、それを「ダメなこと」だと思わないでください。
魚座のエネルギーが強い時期は、感受性のアンテナが敏感になります。これは魂が新しい何かをキャッチしようとしているサイン。無理に普段通りに振る舞おうとせず、今の自分の状態を受け入れることが大切です。
「今、私はちょっと敏感モードなんだな」と認識するだけで、随分楽になります。
境界線を大切に
魚座の時期は、人との境界線が曖昧になりやすい時期でもあります。人の感情を自分のもののように感じたり、頼まれると断れなくなったり。
優しさは魚座の美徳ですが、自分を犠牲にしすぎないことも大切。疲れたら一人の時間を持つ、無理な頼みは丁寧に断る...自分を守ることも、優しさの一つです。
私も以前は、クライアントさんの悩みを抱え込みすぎて、自分まで疲れ果ててしまうことがありました。今は、「共感すること」と「巻き込まれること」の違いを意識しています。
完璧を手放す
魚座は「あるがまま」を受け入れる星座。この時期に完璧を目指すと、かえって苦しくなります。
やりたいことがあっても、今日は気分が乗らない...そんな日があってもいい。計画通りに進まなくてもいい。流れに身を任せる柔軟さを持ってみてください。
「今日はこれができなかった」じゃなくて、「今日はこれができた」に目を向ける。小さな達成でも、自分を褒める。そういう優しさが、魂の芽吹きを支えます。
直感を信じてみる
魚座のシーズンは、論理よりも直感が冴える時期。「なんとなく」「理由はわからないけど」という感覚を、いつもより少し信じてみてください。
道を歩いていて、ふと気になったお店に入ってみる。なぜか読みたくなった本を手に取る。連絡したくなった人に連絡してみる...そういう小さな直感の声に従うと、思いがけない出会いや気づきがあります。
私がクライアントさんによくお伝えするのは、「魂はいつも答えを知っている」ということ。頭で考えすぎずに、心の声に耳を傾ける練習をするのに、この時期はぴったりなんです。

まとめ:春の始まりに魂を耕す
ここまで長々とお付き合いいただいて、ありがとうございます。
啓蟄と魚座が重なるこの時期は、本当に特別な時間です。冬の間、静かに眠っていた何かが、春の光に誘われて動き出す。目には見えないけれど、確かに何かが変わり始めている。
私たちの魂も同じです。今はまだ形になっていないけれど、心の奥底で芽吹こうとしている何か。それを大切に育てる時期が、まさに今なんですね。
そのために必要なのは、大きな努力や劇的な変化ではありません。水と仲良くする、夢を書き留める、何もしない時間を持つ、美しいものに触れる、過去を優しく振り返る...そんな小さな実践の積み重ねです。
焦る必要はありません。種が芽を出すのには、それぞれの種に必要な時間があります。土の中で何が起きているかは、外からは見えない。でも、確実に何かが動いている。
春分を過ぎれば、魚座のシーズンは終わり、牡羊座の新しいサイクルが始まります。その時、この啓蟄の時期に蒔いた種が、どんな芽を出すのか...それを楽しみに、今は静かに心を耕す時間を大切にしてみてください。
最後に、私がこの時期にいつも思い出す言葉があります。「準備ができた時、道は開ける」。魂の準備を整えるのが、この啓蟄×魚座の時期なんだと思うんです。
皆さんの魂が、優しく、豊かに芽吹きますように。そして、春の光の中で、新しい自分に出会えますように。