旧暦の10月、出雲地方では全国の神々がいらっしゃることから、『神在月(かみありづき)』と言われています。

令和7年11月29日夕刻~12月6日夕刻

出雲大社-神在月


一般に旧暦10月を「神無月」と申しますが、これは全国の村々里々にお鎮りの神々が、1年に1度、目には見えない「神事(かみごと)」を司られる「大国主大神」さまが お鎮りになります出雲大社にお集いになられ、人々の“しあわせ”の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされる故事に由来します。それゆえ、古くより出雲地方では旧暦10月は神さまがお集いになられる月ですので「神在月(かみありづき)」と申しております。


        ー出雲大社のHPからー

私が訪れた12月3日はちょうど初雪となり、吹雪いている時間も多く海も荒れていました。

しばらくすると雲の切れ間から陽が差してきて、神々しい風景が目の前に広がりました…。

人々の“しあわせ”の御縁を結ばれる会議「神議」もめでたく結ばれました12月6日、午後4時。遥々、全国よりお集いになられた神々に謝恩の祈りを捧げ、出雲大社からの御出立をお送りする「神等去出(からさで)祭」が拝殿において斎行されます。神々はご宿処の東西の十九社より拝殿にご遷座され、おまつりがお仕えされます。神々は神職の「お立ち~!」との高声とともに出雲大社をお立ちになられます。

        ー出雲大社のHPからー

そして明日の夕刻、全国から集われていた神々は、再びそれぞれの土地にお立ちになられるとのことです。

冬の日本海を眺めながら、海王星の逆行が間もなく終わることを思い出しました。

海王星の逆行には、『ご縁の結び直し』という意味もあると聞いたことがあります。

魚座での最後の海王星逆行の期間、見えない神々の世界で、様々なご縁の結び直しが今まさに行われていると思うと、改めてご縁の不思議さを感じずにはいられませんね…。

皆さまにも素晴らしい最高最善のご縁が結ばれますことをお祈りしております✨