無限に広がるように思えていた小学生の頃の夏休み—

茹だるような暑さのなか思い出されたのは、そんな記憶でした…

あの頃の私は、『子ども』である時間が永遠に続いていくようにも思えていたのかもしれません…。

そしてまた、自分自身の未来の可能性も無限に広がっていたような感覚だったという記憶が、ふと蘇ってきました…。

その過去の記憶から導き出されたのは―

TYPE12〜魂の計画書〜

その過去が現在の私に伝えようとしているメッセージは、

「この世では必要なことしか起こらない」

「どんな選択をしても大丈夫」

「自分の考えを信じられなくても、魂の選択を信じよう」

ということでした。

太陽射手座でありながらも、理想を追い求めつづけることに疲れ果ててしまい、どこか諦めもあり、

ここ数年間は、引き籠り、仕事を手放し、人と関わることも避けるようになっていました…。

そして、占星術を学び自分自身の内側への旅をつづけることで、いつしか見失っていた「本当の自分」というものを探していました…。

人生には、そんな時間も必要なのかもしれないと思いながら…。

ここまで自己探求の旅をつづけてきて、ふいに現れたのが水星期の自分でした。

8~15歳頃の、特に小学生の頃の私は、まだ何色にも染まっていない、でも何にでもなれる、無限の可能性の存在でした。

ネイタルの水星も太陽と同じく射手座で5ハウスにあり、知的好奇心旺盛で、広い世界に羽ばたいていきたい思いで、日々を遊びながら世界を広げていっていた時期でした。

過去の自分を迎えに行っていたと思っていたのですが、行き詰まりを感じている今の自分を、思いがけず過去の自分が迎えに来てくれて、勇気づけてくれたような感覚になりました…。

「どんな過去も尊い」し、「どんな時の自分も尊い」し、今の自分を支えてくれていることを感じた遠い夏の思い出でした。

あの頃の私に、ありがとう!