こちらの記事は、自分のホロスコープを実感と共に掘り下げていく記事です。
占星術でこんなふうに学んだけど、実際のところはどうなの?
みたいな、疑問の参考にしてらえると嬉しい。そんな思いで書いています。
前回は、課題と試練を示す土星を読んでみました。
すると、私の土星は蟹座で12ハウスに位置し、身近な人間関係と目に見えないものについて課題を抱えていることが分かった。
その私の土星は、太陽、水星、金星と向かい合っている。
惑星が向かい合う位置関係は、「緊張の角度」とか、「にらみ合っている関係」と説明されていることが多い。確かに、真正面から見つめらているのは、現実的に考えてもあまり居心地は良くない。
私の太陽と水星は重なっていて、水星と金星も重なっている。なので、ほぼ三つの天体が重なっているような感じになるのだが、この三つの並びを、土星は正面からじっと見ている配置になっている。
これは、どういう事なんだろう?早速、掘り下げてみようと思う。
太陽と土星が向かい合っている人は、真面目な人が多いと言われる。そして、頭が固く、ルールによく従うが、自分に自信がなく、物事を自分で決められないらしい。
また、水星と土星が向かい合っていると、勉強が苦手でコミュニケーションにコンプレックスがあり、その道の権威の言葉に弱いとされる。
そして、金星と土星が向かい合っていると、子ども時代に他者からの愛情を実感しにくく、父親との接点が薄い。その為、大人になってからの愛情表現に難がある。
というのが一般的な解釈なのだそうだが、結構、散々な言われようだ。
では、実感としてはどうだろう。考察してみる。
確かに、私は真面目だが、大抵のことは自分で判断して自分で決める。勉強は好きだし得意だが、「専門家」には憧れる。子ども時代が不遇だったとは思わないけど、寂しがり屋の癖に甘え下手だ。
当てはまるような、違うような。いまいちしっくりこない。なので、見方を変えてみようと思う。
向かい合う天体は「にらみ合う」のではなく、「見つめ合う」のだとしたら、どうだろう?
蟹座で12ハウスにある土星の課題は、「身近な人間関係と目に見えないものについて」だった。
太陽は真向いの6ハウスにいて、実務に没頭している。水星と金星は太陽と重なっているので、実務をこなすことが楽しいし、スキルアップの勉強に余念がない。
けれど、それだけだと物足りなくなる時がある。「魔が差す」という言葉があるけど、なぜだか時々、自分のやっていることが無意味に感じて、急速にやる気が低下する時がある。
そこに差し込む「魔」は、いつも大抵「寂しさ」だ。
私は、寂しがり屋の甘え下手だという自覚がある。そして、「魔が差した」瞬間に振り返る場所は、身近な人間関係とそこに向き合うことで得られる感情的な充足だ。
この二つの場所を行ったり来たりする感覚。それが、土星のなせる業なのかはわからない。けれど、自分のホロスコープにある向かい合う四つの惑星の意味は、ここに集約されていると感じる。
向かい合う関係性は「鏡の中の自分」と言われることもある。確かに、その方が私にはわかりやすい。行き詰った時、立ち戻るべき場所が、土星のいる向かい側。私と土星の関係は、きっとそうなのだと思う。
だから、土星がそこに居る。
人生の錨のように私をしっかりと支えてくれているのが、土星なのかもしれない。
凶星なんかじゃ、決してない。
むしろ、私は土星が、結構、好きかも。
私の土星考察は、こんな結果になりましたが、皆さんの土星はどうでしょうか?
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
心から、感謝です。
また、遊びに来てくれると、とても嬉しいです。