こちらの記事は、自分のホロスコープを実感と共に掘り下げていく記事です。

占星術でこんなふうに学んだけど、実際のところはどうなの?

みたいな、疑問の参考にしてらえると嬉しい。そんな思いで書いています。


前回と前々回で、私の土星を考察してみました。

私の土星は、蟹座で12ハウスに位置しています。これは、「身近な人間関係や、そこで得られるであろう情緒的な感覚に苦手意識を持つ。」と解釈できるのですが、まさにその通りです。

私は人と関わるのが苦手で、どうしても人の輪から一歩引いてしまいます。なので、自ずと出会いも減り、友達もできにくい。今は、家族がいるので一人にならずに済んでいますが、子供が巣立ち、パートナーと死別すれば、その後、孤独死する可能性は大です。

もちろん、人生の最後がそんな筋書きだったら寂しいなと思うし、そもそも私は寂しがり屋でもあります。

なら、どうしたらいいのか?

ホロスコープが人生の青写真なら、そこに解決策を探ることもできるはず。そう思ってふと気がついたのが、DSCです。


ホロスコープ上のハウスの境界線をハウスカスプといい、ASC、IC、DSC、MCの4つをアングルといいます。それぞれ1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスのハウスカスプです。そのうちのDSCは、人間関係の傾向を表すと考えられるのです。

7ハウスは結婚運を見るハウスと言われることもある通り、人間関係でも特別なパートナーを表します。友達関係を見るなら3ハウスもアリなのですが、DSCはその人の足りないものを表すともいわれるので、課題の対策法として考えるなら、こちらの方が最適では?と私は思います。


では、早速、わたしのDSCを見てみます。

私のDCは水瓶座です。7ハウスには惑星がないので、このハウスが示す結婚や特別なパートナーというものに、私は重きを置いた生き方をしないと読めます。そして、水瓶座は人間関係において、対等な関係性を好み、尚且つ、仲間を大事にする星座。多様性なんて当たり前。みんな違ってみんないいがモットーみたいな性格を持ちます。

確かに。

人と違うところが面白い。私は違いをそう捉えがちなのですが、自身と違う事を嫌う人が多いのも事実。みんなと同じようにしないと、そこからはじかれてしまう人間関係は私にとって重すぎます。

密度の濃い人間関係に憧れがないわけではないですが、風通しがよく緩やかにつながる関係が私には心地よい。

そして、ついでに3ハウスに飛んでみると、3ハウスは天秤座。人との距離感を適度に保つのが得意な星座となっています。


つまり、私はもっと気楽に人間関係に取り組んでもいい、という事かもしれません。


蟹座12ハウスの土星は、必要以上に、心の交流や情緒の安定に目を向けさせるし、それを得ることも失うことも怖いと、私に感じさせる。けれど、私はもっと気楽でフラットな人間関係の方が心地よいと感じるように思える。

大前提として、目の前のあなたは自分と違うという事を知っていて、その違いを楽しめる。お互いの距離感もその時々で、近くなったり遠くなったりする。それでいい。


距離が遠くなる時は、寂しさや孤独に襲われることもある。でも、それがその時の最適な関係性。そう思う事が出来れば、必要以上に寂しくならずに済む。そう思います。


無理は続かないし、苦手なことは、きっと、死ぬまで苦手なまま。

土星の課題を突き付けられるようなことが起こった時、私はそこに飲まれることなく一歩引かねばらならない。

水瓶座のDSCも、天秤座の3ハウスもそれを教えてくれている。多分。


距離感とフラットな視点。そして、良い意味での気楽さ。


私の課題攻略法は、この2つのような気がします。それがわかったら、後は実践するのみ。心して、日常に活用しようと思います。


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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

心から、感謝です。

また、遊びに来てくれると、とても嬉しいです。