9月30日、山羊座で上弦の月を迎えます。この上弦の月は、真面目で努力家の山羊座に月が、社交的でバランスを重んじる天秤座に太陽が位置し、お互いに緊張感のある角度(スクエア)をとります。
このエネルギーは、私たちの心に「自分は社会の中でどうありたいか」という問いを投げかけてきます。特に、社会的な不安が広がりやすい今、何かに踊らされてしまいそうな葛藤を感じるかもしれません。
惑わされない「心の羅針盤」を持つ
今回の上弦の月は、
サビアンシンボル山羊座8度「しあわせそうに歌う家の中の鳥」で起こります。このシンボルは、保護された安全な場所で、内面の喜びを歌い上げることの重要性を示しています。昨今、陰謀論や社会の不安を煽るような情報が溢れています。こうした情報は、時に人を怒らせ、強い行動に駆り立てようとします。まるで、かごの外の嵐を告げる声のように。
しかし、この上弦の月は「一度立ち止まって」と語りかけています。外から聞こえてくる声にただ流されるのではなく、その情報の目的や根拠を
冷静に見つめることが大切です。自分の「本当の価値」に気づくとき
特に、お金や成功に関する話は、人々の不安を煽りやすいテーマです。社会のせいで努力が報われない、という情報に触れると、まるで自分自身が否定されたような気持ちになり、つらくなることもあるでしょう。
しかし、本当に大切なのは、外の世界に答えを求めることではありません。
「しあわせそうに歌う家の中の鳥」のように、まずは自分の内側に意識を向けてみましょう。自分が心から望むことは何でしょうか?何をしているときに幸せを感じるでしょうか?
情報を選別し、冷静になることで、あなたが本当に進むべき方向がはっきりと見えてきます。その道が見つかれば、具体的な行動も定まり、やがて希望を取り戻すことができるはずです。
希望の光を放つために
今回の山羊座上弦の月は、社会という大きな枠組みの中で、あなたが「
どのような価値を提供したいか」を再確認する絶好の機会です。外の世界に惑わされず、自分の内なる声に耳を傾けること。それが、あなたが希望の光を放ち、自分らしく生きるための第一歩となるでしょう。
さあ、あなただけの「歌」を歌い始めませんか?