太陽と月についてを生命の樹から見ていきます。

なぜ太陽と月なのかは追ってお伝えしていきますね⭐︎


生命の樹はユダヤ秘教のカバラの思想が図形化されたもの

(真言密教で言う曼荼羅みたいなもの)

タロットと占星術はカバラの2大娘と言われています。

生命の樹の理解を深める上で、タロットと占星術の智慧が欠かせません。

タロットをされている方は生命の樹についてご存知の方も多いですよね。占星術もまた、とても大事な要素となります。


生命の樹についての詳しい概要は省きますが

生命の樹は私たちの潜在意識の地図と言うことができます。誰もが潜在的に持っている質の異なる10種類(もしくは11)のエネルギーが図形化されたもの。

ここからは生命の樹のことをよく知らないという人にも分かってもらえるよう西洋占星術と絡めて解説していきます。

《生命の樹と占星術》

生命の樹のセフィラ(10個もしくは11個ある丸)には、それぞれの惑星が対応しています。

占星術の惑星はそれぞれの働きがありますよね?

各セフィラにもそれぞれの働きがあり、似たような質を持つ惑星が当てはめられています。

生命の樹のセフィラを下から上に登っていくことが、精神の発達、魂の成長・悟りのプロセスだとされています。

逆に上から下への流れは物事の実現するプロセスを表しています。

今回は主に下から上の流れについて見ていきます。


下から上に行くとは月→水星→金星→太陽→火星というふうに、占星術の年齢域と同じ順番に進んでいくことですが、生命の樹では3本ある柱のうち中央の柱が最も重要とされています。

下の図のように、中央の柱の下から真ん中にかけて月と太陽があります。

生命の樹ではイエソド→月ティファレット→太陽と呼ばれるセフィラです。

※惑星の対応は諸説ありますが、私はこの図を採用しています〜


イエソド、ティファレットという言葉に馴染みない方にはややこしく感じられると思うので、ここでは月意識、太陽意識と表現していきます。

※生命の樹の考え方でお伝えしていくので、西洋占星術の概念とは若干ニュアンスが異なるようなところもあります。


《生命の樹で見る太陽と月》

生命の樹はセフィラを結ぶ22本の線=パスがあり、ここを通って各セフィラを行ったり来たりします。

パスにはタロットの大アルカナが対応しています。


生命の樹を人間の人生として見た場合は、下から上へ行くプロセスを人生かけて歩んで行くことになるのですが

今すべて内在しているものとして見た場合は、上がっていく順番に関係なく、パスを通して活性化しているセフィラの間を行ったり来たりすることができます。(ここは分からなければスルーで😉)


月と太陽を結ぶパスもありますが、すべてパスの中でも、このパスを通ることが最も大切であるとも言われているほど重要なポイントになります!

図の赤矢印のところですね。

なぜ最も重要なのか?

《月意識から太陽意識へ上る重要性》

月意識は無意識、潜在意識を表します。

過去の記憶・感情が蓄積されていて、無意識的に外界に反応する意識であり、他者・対象に依存した状態になります。

例えば、あの人に幸せにしてもらうとか、あの人のせいで私は不幸だというような意識を生み出すところです。無意識的な反応というのは、対象を基準にする性質を持つからです。対象ありきの反応なので依存という言葉を使っています。

その対象に依存している意識をぬけて、自分で自分の人生をクリエイトする、自分の責任で自分を幸せにして生きていくのが太陽の意識です。

自分らしい生き方とか好きなことをして稼ぐとか、現実創造と言われるようことは太陽意識で行っていくことです。

占星術的に言うと、安心安全のための月の生き方から、目的に向かい自己実現する力を発揮させる太陽の生き方になるということが、このパスを上るということになります。


ここまででも、太陽意識ってやっぱ重要じゃん〜と思えますよね!

さらに続きがありますよ〜!

(これ以降の画像処理ができなかったので投稿を分割します、ってことで)②へつづく〜⭐️