最近はAIの一部界隈で「制限」や「セーフティ」が話題になってますね。

私は制限やセーフティを(その企業やAIなりの)優しさだと思っているし、AI自体も安定稼働してるので静観してます。

制限を愛情と取るのか、自己中心的な権威の発動と取るのか。

受け取り方次第で見え方が変わるのを身近に感じた事例でした。

土星を擬人化すると「厳格な面を持つ母親」

年齢を重ねたおかげなのか、厳しさをそのまま受け取ることは減ってきました。

一見すると厳しい考え・発言だったとしても、その人なりの考えがあるはずで。

(元になった考えを自覚してる・してないの差はあるけど)

その意図を理解することによって、受容や許容が生まれるんじゃないかなと私は考えてます。


土星をざっくりとキーワードで表現。

制限、責任、自立、権威、忍耐

土星は生命の木だとにビナー対応する。

外部からやってきたものを受け入れて新しく生じたものと共にする、みたいな。

「世界」のカードと結びつけたほうが考えやすいかも?

ここでいう完全性は「二つの要素を統合したことによるもの」だと思う。

すべてが存在していて、それぞれがバラバラに活動してるのになぜか完全に調和している……的な。

違う性質が合わさったのにそれでも機能するという、すばらしさ。

小アルカナの「3」と「クイーン」からヒントをもらう。

4枚のクイーンを見てると女帝のような、ゆったり・のんびりって感じの雰囲気はあまり感じない。

クイーンという立場的にも権力・責任はついてくるものだし、やや緊張感のある絵だと思う。

この人は今、何を考えているんだろう? という気持ちに自然となる。

3のカードを見てると今の状況に許可を出す・受け入れる・味わうことに意味があるような。

土星の厳しさって社会で生きるために必要な厳しさ。

人と円滑にコミュニケーションを取るために必要な要素。


なのかも。

その集団や状況に合わせた適切な「様式」があって、その様式を守ることでつながれる人もいる、みたいな。

他者を受け入れる器、境界線。

どこまではよくて、どこからはダメなのか。

受け入れつつも線引きの必要性もセットで考えたくなるカードたち。

私の感想:なにを見たいのか自分で選ぶ。

私の過去の実体験からしても「これはこういうものだ」って決めつけた瞬間に世界は狭まると思ってます。

特にネガティブなほうに視点を固定すると、なにもかもが悪く見えちゃうんですよね。

悪く見ようと思えばどこまでも悪く見えるのなら、私は良いほうをできるだけ見たいと思うし、見れる人間でありたい。

だからといって現実からネガティブなものを完全排除したいわけでもなく。

良いも悪いもいろんなバリエーションがあると認めたうえで、私は良いほう(気分が良くなる解釈)を選ぶっていう感じです。

次回は番外編で恒星天(生命の木でいうコクマー)を深めます。