いつもありがとうございます。

 私は薬膳の資格を持っていましてちょっとそこから今日は投稿してみようと思います。

 ちょうど35歳頃急に体が変わったのか、むくむく体積が『変身!』のごとく大きくなってほぼ10年程何をやってもビクともしないという事がありました。

 その時に漫画の薬膳の本に出会ったのですが、自分の食事の偏りと栄養学以外の切り口に当時は驚きました。

 当時、黒いものの摂取が少なく、慌てて摂取しかつ継続したおかげか白髪スピードが遅くなった気がします。(美容師さんに言われたのと、家系的に早く多いタイプなので)←証明はできないですけどね。

 ✴︎自分の基本の見直しも大事な向き合い✴︎

 この薬膳は中国の陰陽五行がベースになっています。気血水という3つの要素のバランスを食事から整えましょう、と平たく言うとそんな感じです。

 その中で特に重要なというか基本になるのが『気』です。

 血と水の前にまず『気』が整っている事が前提なんですね。分類として気も気虚と気滞というのがあり

 気が不足している(気虚)

 気が滞っている(気滞)

 まずそこを整えてから血や水なんです。私自身は今思うと長きにわたり慢性的にこの状態だったなと思います。この状態では思考も健全とは言えず、自分の固定観念から考え出すので決していいアイデアが出るとは言い難いのです。

 自分は柔軟だと思ってる人も案外私達は思考が凝り固まってます。

 先日投稿しましたが、ただでさえエネルギーはマイナスに傾いてるのですから、無自覚なら傾きっぱなしです。

 私の場合は、エネルギー出力が弱かったので、敏感な体(当時全く自覚なし)と相まって受けるだけ受けまくっていたわけです。

 後からヨガの先生に『あなたはスポンジ』と言われて、思えば私が転職するとその部署や会社が傾く(全部ではない)がちらちらあり、そこで合点したんです。

 肉体がこの状態では慢性疲労でパフォーマンスは上がらないのは当然でしょう。そういう時は気持ちもネガティブになりやすいのでどんどんその状態を深めてしまいます。

 何かを変えたいとか、行動したいけどどうしていいかわからない、

 何をするにもまず整えてからやりましょう!自分の状態はどうでしょうか?

 自分の人生の季節が今『冬』なら見直し整えるという行動をしましょう。

 なんか疲れるな、そもそもやる気がでないなどの場合は、今一度自分の状態を見直してみるといいと思います。

 ✴︎✴︎✴︎

 そういえば陰陽の性質で面白いことを聞いたことがあります。

 陰は遠心力

 陽は求心力

 食物にも陰陽分類がありますが(薬膳やマクロビでも分け方の違いがあります)陰の食物は遠心力なので膨張し、陽は反対にしまるそうです。

 私は基本的に浮腫やすいし、同じように悩んでる女性は多いと思いますが、食べ物やセルフケアなどを取り入れて見直してください。

 不健全さから活動しようと焦るくらいなら健全さを取り戻す事に意図を向けて必要な行動をする方が結果はやぃ道のりです。

 ✴︎日々の肉体のケアとは自分と向き合う事のひとつ✴︎

 私はプロフでも書いていますが『陽』のエネルギーを使えるので、先日習った毎日セルフコンディショニングをしていますが、まだ初めて1カ月未満ですが、なんとなくしまってきてる気がするんです!

 筋肉と骨の大事な部分にエネルギーを入れながら簡単なストレッチをするだけなので運動ができない状態にある方にも簡単に出来、体がゆるみ尚且つリラックスします。

 というかこんな簡単な事で体のエネルギー循環が変わるのか!と感動しました。ですからスポーツの世界でも取り入れられて来てるのだなと思います。

 リラックスするのが大事で、その方がパフォーマンスが上がるのはよく知られている事です。

 緊張状態に慣れきってる私達はこのリラックスが意外にも難しいんですが、エネルギーとストレッチからその状態をつくる事も可能かもなと感じています。

 仕事も考えぬいてもアイディアが出なかったのに、トイレやお風呂で気が抜けた時に出るというのもよく聞きますし、私も実際体験していて『どうしようっか』って考えても駄目な時は、よく会社のトイレへ行っていましたね笑

 ✴︎現行冥王星が6ハウスにいる私から✴︎

 このベースを整えるって大事なんですが、あまりにも整っていない方が多く感じます。朝の通勤電車も当たり前だったり余裕がないとわかりませんが、気づくとすごい空気感だとわかります。

 いろいろ忙しいとか余裕がないとかあると思いますが、ただ整えからでないとカタチになるものもならず、動いているのに消耗だけしてしまうという状態になりかねなんですね。

 もともと日本人は休むのが苦手で休み=悪な感じが時代が変わってきてるとはいえ私達の奥深いところに残っていると感じています。

 たまの休みの旅行とかグルメざんまいもいいんですが、これも健康というベースがあってこそです。

 実はセルフコンディショニング講座中にどれだけ医療費などに使用するのか割合表を見せてもらいましたが、多くの人が一生懸命働いてかなりの割合を医療費に注ぎ込んでいる現状を知りました。(医療費稼ぐ為に働いてるの?って感じてしまいました)

 健康って大事なセルフマネジメントだと思います。無自覚では成し得ない事だと私は思っています。

 健康程大事なものはなく、皆病気になったり失ってこの大きさを知ります。これも人生の気血水の気にあたるかもしれないですね。

 多くの場合病気は突然のようで、それが育ってくる時間があるのもがほとんどだと思います。それが出てくるまでの期間があり、いわゆる未病という状態の時であればもとの状態に戻しやすいのです。

 でも人間はそこまでなかなかできず、症状が出てから初めて慌てたり気づいたりしていろいろやりまくります。何でもそうですが、症状に出てしまうととにかく時間がかかり大変なんですよね。

 自分がいかに生き生き人生を過ごしていきるのかが私はとても大事な事だと思うのです。

 『人生を生き生き過ごす』とは抽象的であまり魅惑的で目を引く事ではないかもしれません。でも当たり前にある健康を失うと初めてこれの凄さがわかります。

 私が最近思うのが、重要なものほど地味に感じるのです。健康もそうです。実は本質的なものはいちばん自分の身近にあるものかもしれないですよ。