悩みのドツボにはまっていた時期、キネシオロジーというものを体験しました。

キネシオロジーとは、筋肉の反応を通して体や心の不調の原因を探る検査方法です(医療現場でも使われる)。自分では気づけない無意識の中にある本音を探ることができます。また、運動学を意味する言葉でもあります。

私の場合、「不調から抜け出せないのは自分自身がその状況を望んでいるのではないか?」と思ってしまい、“心理的逆転”(よくなりたいのに無意識では改善したくないと思っている状態)が起きていないか探るものでした。

結果は心理的逆転は起きておらず、私の考えすぎなだけだったのですが、筋肉の反応で深層心理を探るという方法がとても不思議に感じたのです。

なんで筋肉が知っているの???

恐怖を感じたら体がこわばる、緊張すると手に汗をかくというように体が先に反応することがあります。これは自然な反応で交感神経が働いている状態です。危険から身を守るためにさまざまな経験や感情を体全体が覚えているというわけです。

無意識や過去の記憶や感情は頭の中(心)だけでなく、筋肉(体)にもあることがわかります。


この話が占いとどう繋がるかというと、

「キネシオロジーって、月の表すこと、まんまじゃん!」

と占星術を学んで思ったのです。

西洋占星術で月は

心・感情・無意識・過去・記憶・肉体

を表します。

心と体は繋がっていると言えども、「月」が体も表すってどういうことだろう?と疑問に感じましたが、キネシオロジーのおかけで月への理解も深まりました。

そういえば、腹、胴、肝、腕などの肉体にまつわる漢字の部首は「にくづき」と言いますね。


月が「肉体」も表すことがしっくりきたというお話でした。


いま水星と火星が射手座にいるので、思いついたことを自由に勢いよく書いてみました。