昨日温泉で雨の中、露天風呂に入った。空を眺めながら降ってくる大粒の雨をぼーっと見ていると、温泉に設置されているオレンジの光に雨粒が反射してきらきらと光る流れ星がはるか向こうの漆黒の闇から勢いよくこちらに向かってきているように見え、まるで宇宙空間を突き進んでいるかのような錯覚に陥った。その錯覚は結構リアル感があって、しばらく宇宙空間ごっこを楽しんでいると、真っ暗な中を突き進むことに怖さも感じた。そんな錯覚を楽しんでいたら、ふと、「太陽が宇宙空間を突き進むってこんな感じか」、と思った。先が見えず真っ暗な中をすごいスピードで突き進んでいく。その恐怖におののかないためには、ハートに何か暖かい、安定したものが必要。それが月の安定感。昔の私のハートは空っぽで全く安定感がなかった。(体感覚として空っぽ、を感じていた)だから常に自信がなく、何をしたら安心できるのかと外側に何かを求め、そして生真面目に努力を重ねてきた。しかし、自愛することや占星術を学び、太陽と月の連携はもちろん、10天体の連携について知ることで、自分がどんな人間なのか知ることが出来た。太陽獅子座の私は、自分の中に「もっと表現したいことがある」という自分の中に湧き上がっていた声も今は理解できる。今は体感覚でハートに何か、自信というか安心というか、そんなものがあるのを感じ、一つ成長した私を感じるのだ。