うまく言えない気持ちが
こころの奥で くすぶっている。
伝えたくても
言葉にした瞬間 頭の声が
「ちがうんだよな」って また黙る。
だけど
言葉にしなくても
なにかのきっかけで
ふっと笑いあえた瞬間に
わたしは誰かとつながっている意識をもつ。
目と目があう
それだけで 通じたような気がして
言葉よりも 静かで
やさしい安心が そこに宿る。
頭で探す正解より
胸の奥で感じる「これだ」っていう感覚を
わたしは 信じていたい。
誰かの声にゆれることがあっても
自分の意思だけは 手放さない。
それが ほんとうのつながりを
あたためてくれるから。
言葉じゃないところで
ちゃんと 届いている。
そう信じて
今日もまた 誰かと 出会っている。
