プレゼンの前夜って、なんであんなに長く感じるんだろう。
資料は何度も見直した。声に出して練習もした。それなのに、布団に入ってからも頭の中でスライドがぐるぐる回って、「あの言い回し、もっとこうすればよかった」って何度も書き直してしまう。
そういう夜の話を、獅子座の方からよく聞きます。
「私、本番には強いんですけど……なぜか前日だけが怖いんです」って、ちょっと不思議そうに話してくれる人が多くて。でもそれを聞くたびに、私は心の中でそっと思うんです。ああ、それが獅子座らしさだな、と。
「本番に強い」は、技術の話じゃなかった
獅子座の守護星は、太陽です。
太陽って、宇宙の中でちょっと特別な存在で。月も火星も木星も、みんな太陽の光を受けて輝いている。でも太陽だけは、自分の内側から光を放っている。
獅子座が持つ「本番力」って、そこに似ていると感じることがよくあります。準備が完璧だから輝けるんじゃなくて、その場に立ったとき、自分の内側にある熱が自然と外へ出てくる感覚。技術や経験よりも前に、もともとそういう構造を持って生まれてきた、と言ったほうが近いかもしれない。
以前セッションをした獅子座の方が、こんなことを話してくれました。準備不足で臨んだプレゼンのほうが、妙に手応えがあったと。「完璧にしようとすると、なぜか自分じゃなくなる気がして」という言葉が、ずっと印象に残っています。
星の言葉で言うなら、それは太陽のエネルギーが一番素直に出た瞬間だったんじゃないかな、と思う。計算よりも、解放。準備よりも、信頼。
緊張は、舞台に立つ準備をしている証拠
とはいえ、緊張はします。獅子座でも。
むしろ「緊張してはいけない」「堂々としていなきゃ」って思えば思うほど、体は固くなってしまう。それって、太陽の光を手で押さえようとしているようなもので、うまくいくはずがないんです。
緊張って、エネルギーが集まっているサインだと私は感じています。怖いんじゃなくて、熱が高まっている。本番に向けて、自分の内側が準備をしている。だからあの前夜の長さも、実はちゃんと意味があって……獅子座の体が「もうすぐ舞台だよ」って知っているんだと思う。
そのときに必要なのは、もう一度練習することじゃなくて、自分に「出ていっていいよ」と許可を出すこと、かもしれない。
プレゼンの直前、深呼吸をしながらこんなことを一度試してみてください。
「私は、ここにいる」
上手くやろうとしなくていい。完璧じゃなくていい。ただ、今この場所に自分がいるということを、静かに感じてみる。それだけで、獅子座の太陽はちゃんと動き出します。
舞台袖に立ったとき、あなたの内側にある光のことを、思い出してみてくださいね。