毎年、年末が近づくと、私は静かな夜に翌年の星の動きをチェックする習慣があります。コーヒーを淹れて、ホロスコープソフトを開いて、ゆっくりと2026年の天体配置を眺める。その時間が、私にとって一年で最も大切な儀式のようなものなんです。

2025年の秋、初めて2026年のチャートを見たとき、正直に言うと「うわぁ、動きが多い年だな」と思いました。土星が牡羊座へ、海王星も牡羊座に入り、天王星は双子座を進む。大きな天体が次々と星座を移動する年は、何か特別なエネルギーが流れるんです。

「来年はどんな年になるんだろう」って、年末になると私も毎年同じことを考えるんです。先日の鑑定でも、「2026年が不安で」とおっしゃる方がいらっしゃいました。その気持ち、本当によくわかります。

でも、星は私たちを脅かすものではないんです。むしろ、航海図のようなもの。どんな風が吹いて、どんな波が来るのかを教えてくれる、そんな存在だと私は思っています。

今日は、2026年の星の動きを一緒に見ていきましょう。少しでも、あなたの心が軽くなるヒントが見つかれば嬉しいです。

2026年の星空で最も注目すべき動き

2026年の星空を見る時、私がまず注目するのは「大きな天体の移動」です。IT時代にデータのパターンを見ていた経験から言うと、惑星が星座を変える年は、社会全体の空気感が変わる転換点になることが多いんです。

2026年に特に重要なのは、3つの天体の動きです。


土星が牡羊座へ本格移動

土星は2025年5月に一度牡羊座に入りましたが、2026年はこの配置が本格化する年。土星って、「きちんと土台を作りなさい」と教えてくれる先生のような存在なんです。それが牡羊座に入るということは、「新しいことを始める時こそ、ちゃんと準備しようね」というメッセージ。

私が過去のデータを見返してみると、土星が火のサイン(牡羊座、獅子座、射手座)に入る時期は、多くの人が「やりたいことに挑戦する」という動きを始めるんです。ただ、土星がいるから、勢いだけじゃなくて計画性も必要になる。そんな配置です。

海王星の牡羊座滞在が続く

海王星も2025年3月から牡羊座に入り、2026年も引き続きここに滞在します。海王星は「夢」や「直観」を司る天体。それが行動力の牡羊座にあるって、すごく面白い組み合わせだと思いませんか?

「こんな夢、無理かな」と思っていたことに、ふと「やってみようかな」と思える。そんな不思議な勇気が湧いてくる時期なんです。

天王星が双子座を進む

そして天王星。この天体は「変化」や「革新」を象徴します。双子座にいるということは、コミュニケーションや情報の流れ方が大きく変わる暗示。SNSの使い方、人とのつながり方、学び方。そういった日常的なことが、ガラッと変わっていく可能性があります。

この3つの天体が同時に動く2026年。私の感覚では、「新しい時代の始まり」を感じさせる配置なんです。過去を振り返ると、こういった大きな動きがある年は、数十年後に「あの年が転換点だったね」と言われることが多いんですよね。

この星回りが私たちに問いかけること

天体の配置を見る時、私がいつも大切にしているのは「星は何を問いかけているのか」という視点なんです。星は「こうなる」と決めつけるものではなくて、「こんな可能性があるけど、あなたはどうする?」と聞いてくる存在だと思っています。

2026年の星回りが私たちに問いかけているのは、大きく分けて2つのテーマです。

個人の人生で起こりうる変化

まず、一人ひとりの人生において。土星と海王星が牡羊座にいるということは、「新しい自分になってみない?」という誘いなんです。

たとえば、ずっと温めていた夢があるなら、それを形にする一歩を踏み出してみる。仕事で新しい役割を任されたら、怖がらずに挑戦してみる。家族との関係性で、これまでとは違う接し方を試してみる。そういった「始まり」のエネルギーが、2026年には強く流れています。

でも同時に、土星がいるから「焦らなくていいよ」とも言われている。急ぐ必要はないんです。自分のペースで、一歩ずつ。そんな感じです。

私がこれまで多くのホロスコープを見てきて感じるのは、こういう配置の時期って、人生の「枠組み」を見直す人が増えるんですよね。「これまでの自分」から「これからの自分」へ。その橋渡しをする時間のような気がしています。

時代の大きな流れの中で

そして、社会全体を見ると。天王星が双子座にいることで、情報やコミュニケーションの在り方が変わっていく。これは個人の問題というより、世代的な価値観の転換なんです。

「こういうものだ」と思っていた常識が、「あれ、本当にそうかな?」と疑問に思えてくる。そんな空気感が、2026年には広がっていくと思います。

たとえば、働き方、学び方、人とのつながり方。これまで「当たり前」だったことが、実は他にも選択肢があるんだって気づく。そういう発見の年になるかもしれません。

星は運命ではなく、可能性の地図。2026年の星は、「変わってもいいんだよ」「試してみてもいいんだよ」と、そっと背中を押してくれているように感じます。

時期別|2026年のエネルギーの波

2026年を通して、星のエネルギーは波のように変化していきます。私はよく「一年を通して同じペースで走り続ける必要はない」とお伝えするんですが、星の動きを見ていると、本当にそう感じるんです。

季節ごとに、少しずつエネルギーの質が変わっていく。その流れを知っておくと、自分のペース配分がしやすくなります。

春(3〜5月):新しいスタートの季節

桜の季節には、土星牡羊座の影響が本格的に感じられるようになります。「何か始めたいな」という気持ちが、自然と湧いてくる時期。

この時期、私がおすすめしているのは「小さく始めること」。いきなり大きな決断をするのではなく、まずは試しに一歩踏み出してみる。新しい趣味、新しい習慣、新しい人間関係。どれも「ちょっとやってみようかな」くらいの軽さでいいんです。

土星がいるから、焦る必要はありません。ゆっくり、でも確実に。そんな春になりそうです。

夏(6〜8月):立ち止まって見つめ直す

夏になると、いくつかの惑星が逆行期間に入ります。逆行って、「進めない」というよりも「振り返る時間」なんです。

暑い季節だからこそ、少しペースを落として、春に始めたことを見つめ直してみる。「これ、本当に自分がやりたいことかな?」「もっといいやり方はないかな?」そんなふうに、内省する時間を持つといいかもしれません。

私自身も、夏の逆行期間は意識的に新しいことを始めず、これまでのことを整理する時間にしています。手帳を見返したり、日記を読んだり。そういう静かな時間が、意外と大切だったりするんです。

秋(9〜11月):動き出す時

秋になると、逆行していた惑星が順行に戻り始めます。この時期は、夏に考えたことを実際に動かしていく時。

「あ、やっぱりこれをやりたい」と思ったことがあるなら、秋は行動の季節。春に蒔いた種が、少しずつ形になってくる時期でもあります。

ただ、焦りすぎないことも大事。秋の風のように、軽やかに、でも着実に。そんなイメージで動いていくといいと思います。

冬(12月〜):一年を振り返る

年末が近づくと、自然と一年を振り返りたくなりますよね。2026年の冬は、特にその時間を大切にしてほしいんです。

春に始めたこと、夏に見つめ直したこと、秋に動かしたこと。それらを静かに振り返って、「自分はどう変化したかな」と感じてみる。

そして、次のサイクルへの準備。2027年に向けて、また新しい種を心の中に蒔く時間にもなります。

エネルギーの波に乗るコツは、無理に逆らわないこと。進む時は進む、休む時は休む。そんなふうに、自然のリズムに合わせて生きてみる。それだけで、2026年がずっと過ごしやすくなると思います。

2026年を自分らしく生きるために

天体の動きを知ることは、航海図を手に入れることに似ています。でも、その地図をどう使うかは、一人ひとり違っていいんです。

私が鑑定を通して感じるのは、「星を自分ごととして受け取る」ことの大切さ。2026年の星の動きを、あなた自身の人生にどう活かすか。そのヒントをいくつかお伝えしますね。

変化の時期に大切な3つの心構え

まず一つ目は、焦らず、自分のペースを守ること。2026年は「始まり」のエネルギーが強い年ですが、だからといって全部を一度に変える必要はないんです。

先日、鑑定でお会いした方が「みんな新しいことを始めているのに、私は何も変わってない」と悩んでいらっしゃいました。でも、その方のホロスコープを見ると、まだ準備の時期だったんです。焦る必要なんて、まったくなかった。

人それぞれ、タイミングが違います。周りと比べず、自分の内側の声を聞いてみてください。

二つ目は、新しいことに「試しに」触れてみること。完璧を目指さなくていい。まずは遊び心で、軽やかに。「面白そうだな」と思ったら、ちょっとだけやってみる。それくらいの気持ちでいいんです。

そして三つ目は、定期的に立ち止まって振り返ること。走り続けるだけじゃなくて、時々休憩する。「今、自分はどんな気持ちかな?」と自分に聞いてみる時間を持つこと。

新月・満月を活用した振り返り習慣

私自身が実践していることの一つに、新月と満月の日に日記を書く習慣があります。

新月の日には「今月、こんなことをやってみたいな」と書いてみる。満月の日には「今月はこんなことがあったな」と振り返る。それだけ。すごく単純なんですけど、続けていると自分の変化がよく見えるんです。

もしよかったら、試してみてもいいかもしれません。難しく考えず、手帳の片隅に数行メモするだけでも十分です。


自分のホロスコープと照らし合わせる

そして、できれば自分のホロスコープも見てみてください。2026年の天体の動きが、あなた自身のどの部分に影響するのか。それを知ると、もっと具体的に「自分ごと」として受け取れるようになります。

星は、あなたの味方です。怖がる必要はありません。むしろ、「こういう可能性があるんだ」と楽しんでみてほしいんです。

変化を恐れずに迎えるための星の知恵

変化って、本当は「悪いこと」じゃないんですよね。ただ、慣れ親しんだものと別れる寂しさがあるだけで。

私自身、33歳の時に大きな変化を経験しました。IT企業で働いていた頃、長時間労働とプレッシャーで体調を崩して、半年間休職したんです。その時は正直、「自分の人生、終わったな」と思いました。

でも、その休職中に偶然手に取った占星術の本が、私の人生を変えたんです。自分のホロスコープを見た時、「あぁ、だから私はこんなに生きづらかったのか」と腑に落ちる瞬間があって。

占星術的に言えば、私のチャートには天王星と土星のオポジションがあって、それが「安定と変化の間で揺れ動く」という特徴を表していました。IT業界の安定した仕事と、心の奥で求めていた自由。その矛盾に、ずっと苦しんでいたんです。

変化を選ぶのは、怖かったです。40歳で占星術カウンセラーとして独立する時も、「本当にこれでいいのかな」と何度も迷いました。

でも今振り返ると、あの変化があったから今の私がいる。あの時の選択は、間違っていなかったと思えるんです。

占星術では、変化は「成長の機会」であり、「魂が選んだ学び」だと考えます。押し付けがましく聞こえるかもしれませんが、私の経験から言えるのは、変化の先には必ず何か新しい景色が待っているということ。

2026年は、多くの人にとって変化の年になるかもしれません。でも、それはあなただけじゃない。みんな、同じように不安を抱えながら、一歩ずつ進んでいくんです。

大丈夫。星は、いつもあなたの味方です。

2026年、私が星に聞いてみたいこと

占星術カウンセラーとして、私は毎日のように星を見ています。でも、星を見るたびに思うんです。私たちって、こんなに大きな宇宙の流れの中で生きているんだなって。

正直に言うと、私にも「分からないこと」はたくさんあります。何年も占星術を学んで、多くの方のホロスコープを見てきても、星が全ての答えを教えてくれるわけじゃない。むしろ、星は問いかけてくるんです。「あなたは、どう生きたい?」って。

2026年を前にして、私自身が星に聞いてみたいことがあります。

「この大きな変化の波の中で、私はどんな役割を果たせるんだろう」って。占星術カウンセラーとして、悩みを抱えた方々に寄り添う仕事をしていますが、2026年はきっと、今まで以上に不安を感じる方が増えると思うんです。そんな時、私にできることは何だろう、と。

それから、「私自身も、変化を楽しめるだろうか」ということも。人に「変化を恐れなくていい」と伝えている立場ですが、私だって新しいことには不安を感じます。2026年、私自身がどんなふうに成長できるのか。それが、ちょっと楽しみでもあり、怖くもあるんです。

あなたは、星に何を聞きますか?

2026年に向けて、どんな問いを持っていますか?その問いに、完璧な答えは出ないかもしれません。でも、問い続けることそのものが、きっと大切なんだと思います。

星は答えをくれるというより、一緒に考えてくれる友達のような存在。2026年、私たちは星と対話しながら、それぞれの道を歩んでいくんです。

一人じゃない。みんな、同じ星空の下で生きている。そう思うと、少し勇気が湧いてきませんか?


2026年は、変化と可能性の年です。土星が牡羊座で「新しい始まりには準備が必要」と教えてくれて、海王星が「夢を形にする勇気」を与えてくれて、天王星が「これまでとは違う選択肢」を見せてくれる。

そんな星の配置の中で、私たちは一人ひとり、自分らしい道を歩んでいきます。

焦る必要はありません。周りと比べる必要もありません。あなたには、あなたのペースがあって、あなたのタイミングがある。星はそれを知っています。

もしよかったら、新月の夜に、小さな願い事を書いてみてください。満月の夜には、この一ヶ月を静かに振り返ってみてください。季節の変わり目には、立ち止まって深呼吸してみてください。

そして、自分のホロスコープを見る機会があれば、ぜひ覗いてみてほしいんです。2026年の星の動きが、あなた自身のどこに影響するのか。それを知ると、もっと「自分ごと」として受け取れるようになります。

星はいつも、私たちの味方です。怖がらせるためにあるんじゃない。可能性を教えてくれるために、そこにあるんです。

2026年、一緒に歩んでいきましょう。あなたの一年が、豊かで、優しくて、あなたらしい時間になりますように。

私も、星を見ながら、あなたのことを応援しています。