今週は「太陽山羊座×6ハウス」の配置を持つクライアントさんとの鑑定セッションが続いていました。ひとりひとり違う人生を歩んでいるはずなのに、なぜかセッション後に「あれ?」と感じる共通点が。それは「休むことへの罪悪感」です。
毎日きちんと家事も仕事もこなして、それでも「まだ足りない」と思ってしまう。休日でも何かしていないと落ち着かない。そんな風に自分を休ませることに苦手意識を持っているんですね。
太陽山羊座×6ハウスという配置は、頑張り屋さんの星。でも、そんなあなたにこそ、「休む勇気」について考えてほしいなと思います。
がんばり屋さんの光と影 - 太陽山羊座×6ハウスの特徴
山羊座の太陽は責任感が強く、目標に向かって着実に進む力を持っています。それが6ハウス(日常生活や仕事の場)にあると、日々のルーティンや仕事場で輝く人になります。几帳面で信頼され、周りからは「あの人に任せておけば大丈夫」と思われることも多いはず。
先日、会社の経理を任されているAさん(40代女性)の鑑定をさせていただきました。「どんなに体調が悪くても、締め日だけは必ず出社しています」という彼女の言葉に、この配置の特徴がよく表れています。でも、彼女は最近、慢性的な肩こりと胃の不調に悩まされていました。
山羊座×6ハウスの人は、しばしば自分の体調よりも「やるべきこと」を優先してしまいます。責任感の強さは素晴らしい強みですが、その裏には「休むことへの罪悪感」という影も潜んでいるんです。
休むことも「仕事」と考えてみませんか?
ここで発想の転換を提案したいと思います。休息を「サボり」ではなく、長期的な目標達成のための「戦略的な選択」と考えてみませんか?
山羊座は長期的な計画を立てるのが得意。そして6ハウスは健康管理も表します。この二つを組み合わせると、「計画的に休む」ことが実は一番の近道だということが見えてきます。
私自身、以前はIT企業でSEとして働いていた頃、締め切りに追われて休む間もなく働き続け、33歳で半年間の休職を余儀なくされました。あの時、休息も計画に入れていれば、もっと効率よく働けていたのかもしれません。
休みを取ることに罪悪感を感じていたら、こんな風に考えてみてください。「これは、明日以降もっと良いパフォーマンスを発揮するための準備時間だ」と。やるべきことリストに「休息」という項目を入れてみるのもいいですね。山羊座の「やり遂げる」という性質を、休むことにも活かしてみるのです。
数年前に鑑定したクライアントさんは、毎日の予定表に「21時以降は仕事禁止」と書き込むようになって、肩の力が抜けたそうです。ルールを作るのが得意な山羊座らしい解決法ですね。
明日からできる「戦略的休息法」
太陽山羊座×6ハウスのあなたへ。あなたの真面目さと責任感は、周りから見ると本当に頼もしい長所です。でも、長く輝き続けるためには、休むことも大切な「仕事」のひとつだと考えてみてください。
明日から試してほしいのは、「小さな休息」を意識的に取り入れること。5分でもいいんです。お茶を飲みながら窓の外を眺める時間。深呼吸をしながら肩の力を抜く瞬間。そんな小さな休息を、あえてスケジュールに組み込んでみてください。
休むことも「やるべきこと」のひとつだと考えれば、罪悪感なく休めるはず。そして、それが結果的には長期的な目標達成への近道になることに、きっと気づかれると思います。
あなたは十分頑張っています。だからこそ、自分を休ませてあげる勇気も持ってくださいね。