今日は10月8日、二十四節気のひとつ「寒露(かんろ)」の日。
朝晩の空気がひんやりと澄み、日中の気温もだいぶ落ち着いて、秋が深まっていくのを感じます。

私たちは、太陽のめぐりをもとに1年の流れを感じてきました。

●東洋の二十四節気は、太陽の黄経(天球上の位置)を15度ごとに区切ったもの

十二支(地支)は、時刻や方角だけでなく、季節も表す 

●西洋の黄道十二宮は、太陽の位置を30度ごとに12等分したもの

文化は違っても「太陽」が共通の軸になっています。

このように、東西の暦はどちらも太陽の動きをもとに構成されています。

私たちの暮らしの中でも「春分」の頃は、新学期や年度初めに向けて準備をしたり、気持ちを新たに切り替えたりし始める時期です。

12星座のはじまりである牡羊座の0度が「春分」であるのは、感覚的にも分かりやすいですね。


この秋から冬へ ― 季節と太陽が導くおすすめアクション

寒露を過ぎると、東洋では「霜降」「立冬」「小雪」「大雪」「冬至」へ、西洋の太陽も、天秤座 → 蠍座 → 射手座 → 山羊座へと移っていきます。

「東洋は 自然界(外側)の暦」「西洋は 心(内側)の暦」のように捉えると、

・東洋の暦を意識する → 自然のリズムに調和する。

・12星座を意識する → 自分の内側に調和する

その両方を重ね合わせて感じると、私たちの日常はより豊かに、より調和したものになりそうです。

外側と内側、どちらのリズムにも調和する行動で、少しずつ心を整えてみませんか?

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【霜降(10月23日)― 天秤座〜蠍座へ】

・人間関係や予定を整理し、心の“本音”を見つめるとき

・部屋の浄化・デトックス・不要なものを整理

★アクション:湯船にゆっくり浸かり、自分と対話する時間をとってみましょう。


【立冬(11月7日)― 蠍座の深まり】

・表面的なものより、「本当に大事なこと」に集中

・勉強・探求・創作活動に最適

★アクション:お気に入りの香りと共に瞑想をすると、集中力が高まり、創造的なひらめきが生まれそうです。


【小雪(11月22日)― 射手座の始まり】

・新しい旅や学びを思い描く

・次のステージを見据えるための目標を掲げる

★アクション:2026年の手帳に「2026年に叶えたいこと」を書いてみると、希望に満ちた未来を感じられるでしょう。


【 大雪(12月7日)― 射手座〜山羊座の準備】

・冬の本格化とともに、地に足をつけるタイミング

・計画・整理・スケジュールの見直し

★アクション:慌ただしくなる年末を前に、「嬉しかったこと」「感謝したこと」をノートに書き出し、今年を振り返ってみましょう。


【 冬至(12月22日)― 山羊座の始まり】

・一年で最も夜が長く、ここから光が増えていく

・東洋では「子(ね)」の気が極まり、新しいサイクルの胎動の節目

・無理をせず、静かに“これからのあなたの姿”を胸の中で温める

★アクション:”気を貯める”ことを意識して、キャンドルを灯すなどして、リラックスする時間を作ってみてはいかかでしょうか。

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おわりに

「寒露」から「霜降」〜「冬至」へ向かう流れは、自然と心の内側に向かう季節。

東西の太陽のリズムに耳を傾け、心地よく進んでいけば、年末には心が澄み渡り、新しい年を穏やかに迎えられるでしょう。

それでは、また☆