トランジットで水のグランドトラインを形成中の今、感情の扱い方について考えてみたいなぁ〜と、客観視について書こうと思います~。

ちょっと前から水のグランドトラインになっているので(蠍座のところは太陽から水星、金星へと移っての形成ですね)感情のことに触れるのにちょうどいいタイミングなのかもしれません⭐️

といっても感情そのものではなく、感情を扱うためには知性をどう使うかって話を取り上げていきます~

感情に巻き込まれたまま思考を上手く使おうとしても感情の波にのまれちゃうので、感情と上手くつきあうには、感情を客観的に観ることが欠かせませんよね。

風のエネルギーである客観視力は、風の時代にはとても大切な力となるのではないでしょうか。


《シンプルにそのままを観る》

自分の行動について「〜しないといけない」「〜してはいけない」/「〜できた」「~できない」という見方をすると、この反する2つの意識を強めてしまうことにもなります。

2極に振り回されない捉え方が「〜している」か「〜していないか」という視点で、生きにくさが減るシンプルな考え方だと感じています。


「~している」「~していない」とう意識で自身の行動を見ていくと、客観視にとてもつながると、ここのところしょっちゅう感じています。

というのも、この見方をすると感情的な反応や葛藤が減るのですよね~。

「〜しなきゃいけない」「〜できない」と思うことが自己否定感や無価値観、自信のなさにつながっていくと思います。

「〜できる」「~できない」で考えることが自己肯定感の高い低いという判断につながっていくとも思います。

こういった捉え方によって、気持ちが振り回されちゃうんですよね。


それでは「〜している」「〜していない」で観た場合はどうでしょう?自己肯定感とは距離ができるんです。単なる行動を表す言葉になりますものね。

例)掃除できた(掃除できなかった)

→掃除した(掃除していない)・・・ここに自己評価はつっくかない、単なる事実

CANやMUSTで考えると自己評価につなりやすいけれど、DOにしちゃえば、ただの行為そのものにしかならないから、感情の揺れにならない。

DOで見たとしても、その結果がよくないこともあるわけだけど、自己価値とは関係なしに、次へのステップにつなげることができるので自己肯定感は低くはならないんです。

客観的にとらえることで、じゃあ次はこうしていこうと、否定感や無価値感を感じずに次の行動にうつせます。

掃除していないなら、どうすれば掃除することができるのか考えたらいいだけです。やる気がでないなら、やる気のあるときに掃除すればいい、みたいなかんじで。

もちろん感情が無くなるわけではないです。出てきた感情に振り回されなくなる方法ということですね😉


マインドフルネスは客観視そのものと言えますが、マインドフルネスだとありのままをただ観ていくので「〜しなきゃと思っている自分」「〜出来なかったと思っている自分」を、そのまま観ていくことになります。その心の反応は変えられないんですね。

ここでお伝えしたのは、客観的に観る力を高める認知の方法っていうことですね~♩

風エレメント要素の強い人はこういう物の見方を普段からされているかもしれません。私は水々しいネイタルチャートの持ち主なので(太陽、月、ASCが水エレメント)こういう話題をしたくなるというのもありますね☆


ここポイント!

「客観視しないといけない!」「客観視できていない!」になると感情に巻き込まれて、出来るのが良くて、出来ていないのが悪いという方向になっちゃいます。

・・・はい、私も辿ってきた道です😅

意外と陥りやすいと思うんですよね~、これ!!ってことで書いてみました(笑)

これを、客観視しているな、さっきは感情にまきのまれていたな(巻き込まれてしまったではなく、巻き込まれていた)と単に観ていけばいいんですよねー。


占星術の中年の危機の時期(2年ほど前がピーク)に、私は自己価値や肯定感がドーンと下がったときがありました。これまで選択してこなかったほうの生き方もしたかった自分に気がついたからです。ユング心理学では中年の危機でシャドー(影)が出てくると言われていますが、まさにシャドーが出てきて、そのときの自分を否定的にしか見れない時期だったんです。それも通過儀礼だったわけですが、今は無価値感も無いし、自己肯定感低いとも感じていないなぁと改めて気がついたんですよね。そのときと、環境はほとんど変わっていないのに。

中年の危機で自分と向き合ったこともあるでしょうが、客観的に自分を観ているからというのもあるのかもしれない。出来た出来ていない発想をあまりしなくなっていることもあるんだろうなって思います。

どんなに素晴らしいと思えるメソッドや教えであっても、それを「~しなきゃ!」「~出来た、出来ない」でやっていたら、心は乱れちゃいます。

それをする、しない/した、していないと見て、その先につなげていくようにすると実践しやすいかもしれませんね。

《月をあつかうにも客観視?》

感情が乱れるとは、すなわち月の暴走。「~しなきゃ」思考からなりますよね。月を安定さすためには、ここで書いてきたように淡々と客観的に観るという力が意外と必要なように思えます。

月を満たすために自分を褒めるというのは有効なので(金星にもよさそうですね)、月を愛でるアクションとしての自分褒めは積極的にやってあげたらいいですよね✨

「~出来た!」ときにともなう喜びや達成感などの感情を味わうという体験が必要なときもあって、水星期や太陽期なんてまさにそうですよね!

出来た出来ないという思考がダメと思っているのではないんです。そこから出てくる感情とどう付き合うのかといいのかなという観点から、今回は客観視について見ていきました。

次は自己肯定感と客観視について、掘り下げていきます~⭐️