自分が大切に守っているルール、自分なりのやり方、そして心の静かな空間。そこに、他人がまるで土足でズカズカと入ってくるような出来事はありませんか?

「あーもー無理!この人とは一緒にやっていけません。さようなら」


そんな風に、心をバッサリと切り捨てたくなるほど、強い怒りや絶望を感じることもあるかもしれません。今、空では牡羊座の月と、山羊座にある3つの星(太陽・金星・火星)が、お互いに譲れない主張をぶつけ合っています。


この「窮屈さ」や「侵食される感覚」は、星の動きが私たちに問いかけている、ある種の変化のサインなのです。


 二つの領域を乗りこなす「しなやかな境界線」


今回の牡羊座の上弦の月は、サビアンシンボルで

「二つの領域でうまく自己表現している男」というメッセージを携えています。

この「二つの領域」とは、

「自分の純粋な本音」「社会という荒波の中での振る舞い」のこと。

相手の言葉に一つひとつ反応して、自分の聖域まで汚されてしまうのはもったいないですよね。大切なのは、

「深入りしすぎないコミュニケーション」を身につけることです。

すべてをまともに受け取るのではなく、「外側の世界で見せている自分」というフィルターを一枚挟んでみる。そうすることで、自分の中心にある一番大切な心までは、誰も踏み込ませないように守ることができるのです。


 「一人一人が特別な存在」という、究極の自立


水瓶座の冥王星が、この月を優しく見守り、「みんな違っていていい」という真の自由を促しています。


私たちはつい、相手に「普通はこうでしょ?」という正論を求めてしまいがちです。でも、そもそも一人一人が宇宙で唯一の、特別な存在。


そう割り切ってみると、土足で踏み込んできた相手に対しても、「あー、こんな人もいるんだ。珍しいものを見たな」と、まるで未知の生き物を観察するような、少し引いた視点で楽しむ余裕が生まれてきます。


この「楽しむ」という感覚こそが、自分で自分の心を落ち着かせ、自分自身の主導権を取り戻すための、魔法の切り替えスイッチになります。


 周りに振り回されず、内なる豊かさを守り抜く


山羊座の星たちが「こうあるべき」と厳しく迫ってきても、それに無理に合わせすぎて、あなたらしさを枯らしてしまわないでください。


外側で何が起きても、あなたの内側には、誰にも奪えない豊かな泉があります。その内なる豊かさを守るためには、時に軽やかに受け流し、時に「ここからは私の領域です」と静かに線を引く勇気も必要です。


気持ちを切り替えて、またあなたらしい歩みを始めましょう。他人の雑音を「面白いBGM」くらいに聞き流せるようになったとき、あなたはまた一歩、強く、そしてしなやかに成長しているはずです。