星の箱庭に古い書物がありました。

ひとひらの風が吹いて光のページが開かれると、

そこに記されていたのは まだ名前も知らない“あなた”の物語が。

けれど読み進めるうちに、それはまるで私の記憶のようでもあって――

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―2026年1月29日 6時43分 東京のトランジット観測より―

 

夢の中のオリンピック。

選手入場で旗手となるのは

占い師、ヒーラー、表現者、創作者、… … …

それぞれに得意分野のプラカードがかかれた列の先頭で

騎手となるわたしたちは

競い合うのではなく 手を繋ぎあい、

共により良い未来へと向かっていくための

祭典のスタートを切ったところ


いま新たに自分を

世界を

華麗に彩っていく


霧の中の点火式は

景色の向こうに広がる熱を感じる大切なセレモニー

百花繚乱のいいにおいは

新しいステージで一気に火が点き拡散される


一歩進むごとに

アイデンティティは生まれ変わりながら確かなものとなる


プラカードへの信頼と

騎手としての矜持を胸に

”表の私”を正々堂々と動かしていく


そしてこの歩みは、まだ見ぬ光へと続いていく

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光のページにそっとしおりが挟まれて、気づけば書物は風の中へ。

その風はまた別の庭であなたを待っています。

星の香りがするほうへ、どうぞゆっくりと。