占い師の仕事をしていて、最初につまずく大きな壁。それは、鑑定結果が合っていたかどうかという「当たる・外れる」の呪縛です。
「当たってました!」という報告は飛び上がるほど嬉しいけれど、逆に「外れました」と言われるのが怖くて、答え合わせのプレッシャーに押しつぶされそうになる。
オンラインのチャット占いは時間制のプレッシャーもあって、裏ではいつも「早く結果を出さなきゃ」「いい言葉にまとめなきゃ」と焦る気持ちでいっぱいでした。
真面目すぎるがゆえに、待機画面を見つめながら「今日は誰も鑑定依頼に来ないといいのにな……」なんて、本気で逃げ出したくなる日もありました(笑)。
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⏳ 終わらない脳内マルチタスクの嵐
特にチャット占いの現場は、想像以上に過酷です。
鑑定に入った瞬間、脳内ではこれだけのタスクが同時に大渋滞を起こします。
・相談者さんの意図を汲む
・本当は何に悩んでいるのか考えてみる(言っていることと違うケースが多々ある)
・寄り添いの言葉を考える
・カードをめくる、よむ(ここにはリラックスが必要)
・伝える言葉に落とし込む、そして文字を打つ
短時間で結論だけをサクッと返すスタイルが求められる中で、「何分以内に絶対回答しましょう」というルールがあるだけで焦るし、思った通りに何もできない。守れるのは時間くらい。
手が震えることはないけれど、不安だからずっと参考書のような資料を近くに置いて、そこに書いてあるワードを見てなんとか回答する……なんてこともありました。
鑑定が終わった後も、「本当に聞きたいことの答えが書けたかな」「私の真意が伝わったかな」と、一人でずっと不安でへこんでばかりいたのです。
🥀 誰もが乗り越えなければいけないプレッシャー
良い手応えを感じられない鑑定が続くと、自信はさらに削られていきます。
「私は占い師に向いていなかったんじゃないか」と、自分を責めてしまう。
占うことに自信がなくなると、カードを引くのがさらに怖くなり、悪循環にハマっていく。
これは、プロとして活動する誰もが一度は乗り越えなければいけないプレッシャーです。
そんな暗闇の中にいた私は、ある日、もやぐちゃな頭でこう考えるようになりました。
🌌 そもそも「当たる」って、何で決まるの?
参考書を何冊めくっても、この恐怖は消えなかった。
「間違ってたら怖い」というプレッシャーの中で、ふと気づいたのです。
そもそも、占いが「当たった」か「外れた」かって、何で決まるんだろう?
その仕組みが自分の中で解けたとき、私はようやく、この恐ろしい呪縛からそっと抜け出すことができたのです。
(次回:『会えますよ』の裏にある、無数の世界線 へつづく)