&Uでのヘリオ(太陽中心のヘリオセントリック占星術)の学びの中で大切だと感じたのは“自分の感覚”を知るということでした。


“感覚”とは五感、体感、直感のように、外部からの情報を受け取る働きのこと。
大切なのは“自分の感覚”であるということです。


たとえば、「チャネリングで星からのメッセージを受け取り伝える」という人がいたら、あなたは、その人がどのような“感覚”でメッセージを受け取っていると思うでしょうか?


特別でサイキックな能力を持った人が、星の姿を見て、星の声を聞いて、それをそのまま伝えてくれるのを想像するでしょうか?


もちろん、そういった能力を持った人もいるかもしれません。めちゃくちゃ憧れます。


しかし、&Uのヘリオ的な生き方においては、「いかに見るか?」「いかに聞くか?」ではなく、“自分の感覚”つまり「自分がどのような“感覚(五感、体感、直感など)”を使ってメッセージを受け取り、どのような“フィルター(自分の体験、自分の持つ情報など)”を通し、それをどのような“方法(言葉、行動、あるいは創作物など)”で形にするか」が鍵となってくるのだと思います。


目を閉じていくら集中しても、目の前に何も現れない…何も聞こえない…と残念な気持ちになってしまう時は、まず自分の得意な感覚を探してみても良いかもしれません。


こんなエピソードがあります。


10年以上前になりますが、私は「仕事のマニュアルが覚えられない」という人について相談を受け、話を聞きました。マニュアルには製品の作り方の決まった手順が書かれており、その手順を覚えなくては提供ができず研修が終えられない状況でした。


私は、その人の様子を見てこのように伝えてみました。


「今、このマニュアルの文章を暗記して、その言葉の通りに動こうとしてる?人の感覚はそれぞれ違うから、あなたにとってのベストな感覚も違うはずだよ。文章だけで受け取るんじゃなくて、実際の手の動きや、全体を見た時の配置…色の組み合わせ…色んな情報があるよね。あなたの受け取りやすい得意な感覚は何だろうね。」


数日後、その人はマニュアルを覚えて作業ができるようになっていました。どうやったのか聞いたところ、「手順を“歌”にした」のだそうです。予想外の方法に内心驚きましたが、つまり、それだけ人の“感覚”は違うのです。


事実私も、耳で聞いた情報を理解するのがやや苦手です。動画講座も得意ではありませんし、Zoom等で人の話を聞くのもあまり上手とはいえません。私の場合は、聞いた内容を自分の手で文字や図にするという作業によって頭に入ってきます。星やタロットからのメッセージも、相手に伝える必要があるときは、言葉のように組み立ててお伝えしますが、何らかの存在が、直接語ってくれているわけではありませんし、はっきり会話もしているわけではありません(時々単語でバーンとくるときはありますが)。浮かんだイメージを形どってみたり、文字にしてみたり、そしてそれを読み返して、そこでようやくメッセージという形になります。


まずは“自分の感覚”を一つずつ確認していくことから。