カラーセラピスト、マヤ暦カウンセラー、タロットカウンセラーの虹色のまゆです。

西洋占星術は、趣味で学んでいます。

先日、大学時代の恩師の誕生日だったので、メールを送りました。すると、そのあとしばらくメッセージのやり取りが続いています。

今年で80歳になる恩師は蟹座。私が大学生だったころにはあまり気にしていなかったのですが、今回のメールのやり取りで「わぁ~先生、蟹座だなぁ~」と思ったので、皆さんにもシェアしたくなりました。

バースデーメールは、ただ「お誕生日おめでとうございます」だけだと素っ気ないと思ったので、近況報告を少し加えました。

父が腎臓病になっているとわかり、食事の管理が大変そうなこと、私が乳がんの疑いで精密検査したら良性で、経過観察でOKになったことなど。

すると、返信で「父君の腎臓病は心配ですね。血圧は大丈夫ですか?」と聞いてくれました。(スペイン古典文学の先生なので、ところどころ、古風な表現が素敵な方です)

そこへ私が「父は血圧が高めで薬を飲んでいます。また、若い頃から暴飲暴食を続けていたので、そのつけが回ってきたのではないかと思っています」と送ると、また返信が。

「それではたぶん糖尿病を併発しているのでは?よほど大事にしないといけませんね」

私「ありがとうございます。父の暴飲暴食はそれはもうすごかったのです。昼食だけで一日分のカロリーを摂取してしまうほどなのに、夕飯も普通に食べてしかも晩酌までするという感じでした」

先生「その様子では、父君は完璧な糖尿病を発症しているはずです。その合併症がでているのだと思いますよ。本人は言いたがらないでしょうが確認してごらんなさい」

そして私の乳腺の検査が良性だったことに安堵する文面とともに、「卵巣の検査も怠らないように」と付け加えてありました。

実は先生の奥様は卵巣がんで亡くなられています。先生が49歳の時だったそうです。

「妻がそうでしたが自覚症状がでたときはもう遅いので検査を綿密にすることです」と書いてくださっていました。

大学を卒業してもうすぐ30年になるような、大勢の中の1人にすぎない教え子に対して、こんな風に家族のことまで気にかけてくれるなんて、いかにも蟹座の優しさが表れていると思いませんか?

パッと見た感じでは生真面目な大学教授といった印象の先生なのですが、いわゆる「おやじギャグ」がお好きで、学生たちからは敬遠されがちではありましたが私はおやじギャグが結構好きなので、実は学生時代、この先生に憧れていました。

またこの先生の声がとても素敵なのです。谷原章介さんのような落ち着いた声。

学生時代が懐かしいなぁと思いつつ、「先生がこんなに蟹座な感じだったとは!」と新鮮な驚きと嬉しさを感じた、夏の日でした。