先日、モニター鑑定を行いました。

タロットカードを用いたメール鑑定です。

私にとって占いとは、悩みの中から「本当の願い」や「まだ見ぬ未来の可能性」など、輝きの種を見つけていく作業です。

それは母岩に埋まった宝石を削り出すようでもあり、暗い部屋の窓を次々と開けて光を入れていくようでもあり、

「たったひとつ」を見つけようとしながら、可能性を限りなく広げようとしている。

そんな不思議な感覚です。

常識、他人の目、立場、環境、子供の頃に覚えた恐怖。色々なもので、「本当の願い」は埋もれたり、歪んだり、見失ったりします。

その「たったひとつ」を見つけ出したい。

「本当の願い」は、その人の中の太陽=魂、生命の源が放つ光だと感じるからです。

だからこそ、占いを通して「本当の願い」に触れた時、その持ち主だけでなく、私も明るくあたたかく照らされているような心地がするのでしょう。

そして「本当の願い」が叶うように、具体的にできることを、あらゆる角度から探したい。

人生という物語の主人公であるその人に、なるべく色々な道を提示したいからです。

自分の道は自分で選ぶことができる、と思い出してもらいたいからです。

私は、主人公が困った時にそっと手助けする、ナビ妖精のような存在でありたいと願っています。