八月も上旬が過ぎた今日この頃、皆さまどうお過ごしでしょうか。

   

今回はタイトルにあるように太陽星座に獅子座を持つことのプレッシャーがテーマです。獅子座に限らずあまりに自分とかけ離れている要素を『本当のあなた』のように示された時のきまりの悪さ、感じたことのある方も多いのではと思います。

ほぼ自分語りにはなりますが、いわゆる「星座占い」でいうところの獅子座について思うままに書いていきます。

ネガティブな考えや批判的に見える文章・表現がありますので苦手な方はご注意ください。なお他の執筆者や鑑定士による獅子座についての鑑定・解釈を批判する意図はありません。

   

       

自分の星座を意識しだしたのはいつ頃なんでしょう?

私はいつの間にか自分が獅子座だと分かっていて、テレビや漫画雑誌なんかの占いコーナーでは獅子座を見るようになっていました。

そのほとんどは運勢とラッキーアイテム。

上位の運勢ならちょっと良い気分😊、最下位になると「うへぇー⤵」って感じ。小学生くらいまではそんな受け取り方だったと思います。

   

中高生になると「性格占い・診断」を話題に楽しむ機会が増えて、その中にもちろん星座占いもありました。

獅子座はリーダーシップがあって情熱的で、派手なことや楽しいことが好きでカリスマ性もある。直情的でわがままになりやすいのがたまにキズ。

大体そんな説明が多かったかなぁと。

幼いころは明るく騒がしい子どもだったので「子供のころはそうだったのかもね」と身近な人から言われた記憶があります。

けれど小さい頃を知らない人からは「全然違うね」とも。

そう、全然違うんです。

と自分で言いたくなるくらい。

   

リーダーはどうしても、というとき以外はやらない。無駄に目立つのは好きじゃないし、楽しさよりも穏やかで和む時間の方が好き。

そして何より悪い面として説明される部分が違った。

直情的・感情的でわがままや自分勝手になりがち、というような。

これについては家庭環境による影響が大きいのだと思います。

身近にいつも感情的で八つ当たりして愚痴を吐き続けてくる人がいて、子供のころはすごく追い詰められていました。

それで私の中ではどこか「相手に関係ない感情をぶつけてなるものか」みたいな意地があった気がします。

自分の事情に他人を巻き込むことがとにかく嫌だった。

巻き込まれてツラかったから。

   

今思えばそれだけの意地を通しているのに私の短所をわがままだ自分勝手だと表現する星座占いは、私にとって残酷な存在だったんだと思います💦

「お前の本質はお前を追い詰めた人と似ているんだよ」

と突きつけられているような。傷ついていたんでしょうね。

書いていて思いますが占い、特に命術による性格や資質が短所として現れるパターンは本当に伝え方に気を付けたいと改めて思います。

  

   

一方で昔から獅子座の好きなとこもあります。

獅子、つまりライオンのイメージからカッコよさや強さ、たくましさが想起されますよね。大きくて寄りかかりたい感じ。

幼いころから体格が良く、趣味嗜好の傾向としても「可愛い」よりは「カッコいい」が断然好きで獅子座なら女性でも「女の子らしさ」(今や死語になりそうなくらいですが)は求められずに済む感覚が気に入っていました😀✨

百獣の王!強い!!肉食獣!!!

みたいな単純な『強そう』感は肌に合ってた気がします😂

   

年齢を重ねて自己分析や自己理解も進んで、リーダー性や情熱を持つ獅子座というのもそこまで重くなくなってきたかな、と最近は思います。

でも今星読みを進める中で太陽星座・獅子座の記事を色々と読んでいるとどんどん自分と乖離していく感覚はあるので、心から受け止められるのはまだ先かなと感じています。

   

ひとつだけ、自分が獅子座だなぁと今感じているのは「自分が主役」ってところ(参考ページ)。

ドラマチックさや輝きたい想いについてはう~む、ってとこですが「自分の人生の主役は自分以外あり得ない」というのは昔から言語化せずとも感じていた点だと思います。

これまでの自分を一番知っているのも、このさき一番長く深く付き合う相手も、決断した先でこの人生を生きるのも自分しかいない。

「私の人生、私が主役よ!」というより

「私の人生、私しか主役になれないから、やるからには主役然とした主役をやるよ」

という感じ。

だから自分を曲げて人の考えについていくことはないし、人の人生に添うために生きることもない(そういう生き方を貫く人にグッとくることはありますが、自分がそうする考えはないという感じ)。

そういえば普段は我が強いとか主張が強いとか言われないけど、自分がメインとして任されたものに関しては「あなたは相当頑固だね」と言われたこともあります。

ちょっと自分なりの獅子座の形が見えてきたかもしれません。

   

   

私がこうして星と自分との乖離に悩むところがあるように、違和感や腑に落ちない思いを抱えている人も少なくはないんじゃないかなと思います。

実はそれを解消する助けのひとつがこのアウルブックに眠っていることを、最近実感しています。

その助けとはもちろん、日々投稿される様々な投稿のこと。

   

星についての様々な解釈、体験や見聞を交えた星語り、いわゆる「解像度」が一段階アップするような表現や視点が飛び出してきたり、悪いとされるものが本当に悪いのか?という哲学的ともいえる問いがあったり。

時期的に獅子座がフューチャーされやすいということもあって、獅子座へ向けての素敵な言葉や表現に出会いました。

   

このたくさんの叡智の中に、星に対するモヤモヤを解きほぐしてくれるような言葉や想いがあることをとても嬉しく思います😊✨

(実はこの記事を書こうと決めてから実際に書くまでにそういう出会いがあったので、かなり柔らかい方向へと内容が変わりました)

   

星を知ったすべての人が自然に自分の持つ星を受け入れられて、背を押してくれるような存在として星と手を取り合えると良いなぁと思っています(まずは自分からですね)。

   

長くなりましたが今回はこのあたりで。

次は月星座を読み解いていきたいと思います🌛🌛🌛