鉱石販売をInstagramのoffice hannaにてご紹介中、(実はショップがあります❤︎)ふと夕暮れ時にローズクオーツのラフカットの綺麗さと儚さが映えてこの文章を綴ります。
ローズクォーツは「愛と癒しの石」と呼ばれていますが、その優しさはただ甘く包み込むだけのものではありません。
西洋占星術で言うなら、金星のエネルギーを強く帯び、傷ついた心をそっとなぞりながら、
本当の自分を映し出す鏡のような存在です。
あなたがもし、日々の中で息苦しさや孤独を抱えているなら、それは弱さではなく、感受性が高い証。
周りの空気や言葉の温度を、他の人よりも繊細に感じ取れるからこそ、
世界が少しだけ重く感じられるのです。
占星術では、こうした心の揺れや感覚の鋭さも、
あなたのホロスコープに刻まれた“贈り物”と考えます。
ローズクォーツは、その贈り物を拒まないための助けとなります。
淡いペールがかった桜色の光は、
牡牛座や天秤座が象徴する「自分を大切にする感覚」と共鳴し、
心の中の固くなった部分を溶かします。
それはまるで、
冬の終わりに差し込む春の光のように、少しずつ、
でも確かに温もりを届けてくれるのです。
時には、自分を守るために心の扉を固く閉ざすことも必要です。
けれど、ローズクォーツはその扉の内側で、
あなた自身が自分を抱きしめられるよう、
静かに見守ります。
「誰かに愛される前に、まず自分が自分を愛すること」。それが金星の、そしてこの桜色の石の真髄。
生きづらさは消せないかもしれません。
でも、その感覚があるからこそ、あなたは他人の痛みにも手を伸ばせる人です。
ローズクォーツを手に取ったとき、その冷たさがゆっくりと体温で温まるように、あなたの心もまた、
少しずつ解けていきます。
星たちは、あなたが自分を愛するその瞬間を、
静かに祝福しているのです。