ある西洋占星術の本を久々に読もうと本棚からとりだして、パラパラとページをめくっていました。その本のあとがきが目にとまり読んでいたら、

私がアウルブックで述べてきていたのと似たことが書かれていて「自分の中にあった感覚を著名な先生がそのまま言語化されていた!!」と感動✨その内容が


自我を全体から切り離してくっきりと認識しすぎることによる疲弊は、人を孤独に追いやり、起こってもいない未来への不安や、もうすんでしまった過去への後悔への虜にしてしまいます。

ホロスコープを使った自己分析や未来予測は、一つの人格をより細かい衝動に分けて、自己矛盾や脳内会議というかたちでその一つ一つに光を当てていく作業なので、先に述べた孤独の原因である「分析」を加速させる作業のように思えるかもしれあません。

しかし、この作業はシンボルを使った解体作業でもあることに気がついてほしいです。「自分が、自分が」という思考から離れて俯瞰の視点を手に入れるために、ホロスコープリーディングは役に立ちます。

読者が自分をユニークな存在として堪能したり、宇宙全体と一体化する幸福に戻ったりを自由に行き来できるヘルメルのように、この世界を楽しめますように!

(※ヘルメル・・・『上なるものは下なるもののごとく、下なるものは上なるもののごとし』が記されたエメラルドタブレットの著者、ギリシャ神話のヘルメス神とエジプトのトート神が融合した存在だと言われている) 

これは占星術家いけだ笑み先生の『ホロスコープが読めるようになる西洋占星術』という著書のあとがきに書かれていた言葉です(一部抜粋)


自分を分析するということが孤独や分離感を加速させてしまうことがあるのも事実。けれどシンボルを読むという行為は俯瞰の視点を与えてくれるので、『私は!私が!』という自我意識の思考から距離をとることができる・・・っと、私なりの言い換えをするとこんなかんじ😊

この本を購入した時きっと読んでいたに違いないのですが、このあとがきの内容は全く記憶になく、まさに今だから響いた、今必要な言葉でした!


いえだ笑み先生は尊敬している占星術家のお1人ですが、以前に単発の講座を受けた時とても印象的なことがありました。

先生が何人かの受講生さんのネイタルチャートをサンプルとしてリーディングされて、それを受けた人の感想に「自分の中にあったモヤモヤをすべて言語化していただけてとてもよかった、すっきりした」というものがありました。

そのときに、星を読むことが相手にメタ認知を与えた!とハッとして、これが星読みの可能性!!って思ったんですね。

相談者が抱えていた、まだ言葉になっていなかったようなモヤモヤも含めネイタルチャートから言語化したことで、その人に自分を俯瞰するという視点を与えたということ。

こういうことって、自分のチャートを読んだり、誰かに読んでもらったり、人にセッションを提供したりなどから、きっとみなさんも体験されたことがあるだろうし、特別なことではないと思います。

自分を見つめるため、心を整理するためにホロスコープを読んで俯瞰していたということもありますよね。

それを講座の中で第三者として見させてもらって、やっぱりホロスコープってそうさせる可能性があるよね、って改めて実感させられた出来事でした。

読み手が俯瞰して星を扱うことを意識されているから、受け手もそのエネルギーを得られたというのもあるでしょうね。

占い自体が俯瞰力を高めるものではないだろうけれど、私たちは問題の渦の中にいる人を、渦の上にひっぱりあげる言葉がけをすることも出来るということですね。

占星術やタロットなど象徴を扱う占いには俯瞰力も要るだろうから、そういう意味では私たちは無意識に俯瞰力鍛えてきてる!?かも!?しれませんね~


上に紹介した本に俯瞰と書かれていたから、ここでも俯瞰と書いていますが=メタ認知。

メタ認知することが問題解決能力を高めると言われていますよね。

占いで出来るアドバイスっていうのは限定されたものだけれど、本人が自身で気がつき問題と上手く向き合っていける視点をお渡しすることもできる、というのが先ほど書いた占いの可能性の一つだと私は信じています。

余談ですが、これについては次回(以降)に書こうと思いますが、ホロスコープの解体作業と分析を俯瞰せずに行うことで思考が暴走して幸福感から遠ざかってしまうことがあるなと感じていて・・・どれだけ良いことを考えたとしても。そういう意味でも客観視する、俯瞰するっていうことは占い師側にも、占いを受ける人にも大切だと思っています。


ここで言ってきた俯瞰というのは個性への認識ということ。それは2極の片側の側面で、もう一方の宇宙全体との一体化というものもまたホロスコープを俯瞰することで理解できる(はず)。冒頭のあとがきから、そんなことも感じました。

私はこれまで生命の樹などからこれを語っていたわけだけど、ホロスコープをむちゃくちゃ引いて眺めたら、それは宇宙の構成要素の一つとして扱えるわけだし、ホロスコープだけでも、2極を行ったり来たりはできるな、という視点を得ました♪

なぜ宇宙を意識する必要があるのかというと、私たちは宇宙という全体性の中のつながった存在の一部であり、けっして切り離された孤独な存在ではないという実感も欲しいものだから。

思考が暴走したら不安感、分離感が顔を出すことはあるけれど、基本的に私は自己存在の孤独や不安感っていうのが今は無くて、それは宇宙という全体性の中で生きていると腑に落ちているからだと思っています。

ズームアウトしてマクロの世界である宇宙を、ズームインしてミクロの世界である個の意識とを自由に行き来できる感性をもっと大切にしていきたい♩

ホロスコープを上から眺めたいと以前に投稿したけれど、意識するとその2つの視点を切り替えることが出来ると分かったので、上から眺めるだけではなく、自由に行き来しながら星を読むという立ち位置で星と付き合っていきます⭐️