いよいよ水星逆行が始まりましたね。

今回の逆行開始地点は、

魚座23度

サビアンシンボルでは「精神主義的な現象」と呼ばれる場所です。

この度数は、目に見えない絆や、相手の心と深く同調する力を象徴しています。

この星回りから届いたメッセージ。

それは、私たちが無意識に築いてきた「家庭のあり方」を見つめ直し、心地よい自立を取り戻すための、大切な振り返りでした。




 1. 「守ること」の奥にある、静かなメッセージ


逆行開始の瞬間、空では非常に興味深い配置が重なっています。



 水星と金星のコンジャンクション(魚座)
 水星と逆行中の木星のトライン(蟹座)

一見すると、非常に温かく、家族の絆が深まる穏やかな配置に見えます。


しかし、この「優しさ」が過剰に働いたとき、私たちは知らず知らずのうちに「自立心」という大切な宝物を、心地よさの中に預けすぎてしまうことがあります。

「困ったら助けてあげる」「理想を叶えてあげる」という献身的な姿勢。

それは一見、素晴らしい愛の形です。


ですが、過剰な守護は、相手が本来持っている「自分の力で道を切り拓き、チャンスを掴み取る強さ」を、そっと眠らせてしまうことにもなりかねません。


 2. 「家族の正解」の先にある、広い世界


私たちは時として、家庭という安心できる場所のルールを「唯一の正解」だと思い込んでしまうことがあります。リーダーシップを持つ存在が「我が家だけの正解」を強調しすぎると、家族は外の世界に耳を傾けることをやめてしまうかもしれません。


本来、健やかな関係に必要なのは、以下のような姿勢です。



 客観的な視点で世の中を眺め、自分なりの価値観を持つこと。


 家族以外の多様な意見にも触れ、自分の視野を広げること。

今回の逆行は、「その安心感は、あなたの自由な思考を妨げていませんか?」と、優しく問いかけてくれているのです。




 3. 今、私たちが育むべき「個」のしなやかさ


水星逆行は「見直し」のチャンスです。家族という大切な枠組みの中にいながらも、一人の人間として「自分らしい役割」を再定義してみませんか?



 社会への関心を育てる: 家族という世界に閉じこもらず、社会の出来事に目を向け、自分なりの「答え」を探してみること。


 自立した関係の構築: 誰かに幸せにしてもらうのではなく、自律した個々人が尊重し合い、支え合う関係を目指すこと。

真に健やかな家庭とは、一人の強力なリーダーに従う場ではなく、

「多角的な視点を持った自立した個人」が、互いの個性を認め合いながら共生する場であるはずです。




 おわりに


今回の水星逆行は、私たちが無意識に預けてしまった「自分軸」を取り戻し、しなやかな個を育むためのギフトです。


「家族の正解」のさらに先にある、あなただけの価値観。この逆行期間に、自分自身の心と対話しながら、その種を大切に育ててみませんか?