魚座28度。

360度のサイクルが、

あと2度で終わる場所。


ここに、

新月が生まれる。


太陽と月が海王星が重なり、

境界が、

ふわっと溶けていく。


言葉は霧に飲み込まれ、

思考は波に揺られ、

「これが私?」

という問いさえ、

海の底に沈む。


でも、

それは終わりじゃない。

溶けることこそ、次の始まりの準備。


翌日、春分。

牡羊座0度。

宇宙が、

「次へ」と、

背中を押す。


その翌日、

水星が順行。

霧が、ゆっくり、晴れ始める。


魚座28度は、

「最後の深呼吸」。


魚座で、すべてを溶かす。

溶けた後、何が残るか。

それは、

「形のない、

でも確かにあったもの」。


経験値。

傷。

愛。


全部、

次の牡羊座の炎に、燃料として、注がれる。


新月は、静かに言う。

「もう、

頑張らなくていい。

溶けていい。

流れていい。

感じるだけでいい」

海王星の合が、

その言葉を、

優しく、

でも深く、

響かせる。


天王星のセクスタイルが、

「新しい閃きは、

この溶けた先にあるよ」

と、

そっと指を差す。


火星は魚座で、

静かに燃え、

木星は蟹座で、

順行の波を広げる。


土星と海王星は、

牡羊座で、

「夢に形を」

と、

手を繋ぐ。


魚座28度の新月は、

「終わりと始まりが、

溶け合う場所」。


君は今、

その場所に立っている。

すべてがぼやけて、何もわからない。

でも、それでいい。

わからないまま、

感じる。

溶ける。

流れる。


そして、春分の朝焼けが、海面を赤く染める。


そのとき、溶けた君は、新しい炎になる。


今は、

ただ、海の底で、息を吐いて、浮かんでみて。

次のサイクルは、すぐそこだ。




今日の処方:

魚座28度の新月に、

「溶けてもいいよ」

って、自分に、そっと許してみる。