玉鬘(たまかずら)・・・天秤座(支配星:金星)

持ち味:モテる、美しい(金星的)、社交会の華、洗練された美、バランス感覚、


   周囲との関係を重視する、誰からも愛される優雅さ、正統派の美

※源氏物語に登場する女君の星座を、空想してみるシリーズです。



玉鬘はとにかくモテます。

源氏物語に登場する数多の女君の中でも、一番のモテっぷりは、『玉鬘十帖』とよばれる一大連作となっていることにも表れています。

十回連続で登場する玉鬘は、自ら情報をどんどん発信・活用していく役割からしてすでに、活動宮の風星座=天秤座らしい🌟


『玉鬘十帖』は、道長が権威アピールのために書かせたのではという考察もあって、そうだとしたら、宣伝広告を担っている玉鬘って、やはり風の星座っぽいなと思います。


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玉鬘が源氏物語の中で重要な女君なのは、美しさだけではなく、バランスの取れた知性の持ち主だからです。

美しさを武器として使い、決断を保留することで、多くの男性との間をバランスよく維持していったのです。

感情におぼれることはせず、風の星座らしく知性で生き抜いていきました。


男性たちの誘いをうまくはぐらかしながら、上品な関係性を保とうとするあたり、天秤座っぽさが出ています。


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玉鬘の母は、夕顔。

夕顔は蟹座(これも私の空想🌟)

蟹座の母と、天秤座の娘。葛藤の配置です。


葛藤(スクエア):

90度の天体配置。異質なものどうし。アプローチがまったく違う。


蟹座の夕顔と、天秤座の玉鬘。

活動宮どうしなので、動機がまったく違う母娘です。

蟹座は、内面の安心感や、排他的な愛を。

天秤座は、社会的な調和や、客観的な正当性を求めます。


隠れる母:蟹座と、表舞台に出る娘:天秤座。


母の夕顔は、源氏の隠れ家でひっそりと亡くなりました。

感情的で愛する者をかくまう蟹座。


娘の玉鬘は、内大臣の娘という公的な地位を活用しました。

天秤座の社会性と程よい距離感。


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そして、母との葛藤から、世代間連鎖を乗り越える娘でした。

相容れない母との関係から、負の連鎖を断ち切って、娘は自立を選びました。


母は、感情豊かで受容する蟹座。

娘は、知性でパートナーシップをつくり上げる天秤座。


母が成し遂げられなかった、現実社会への着地を、娘が確定させました。


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玉鬘の太陽サビアンシンボル:

天秤座26度『互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩』


あらわしているのは、

機転を利かせて場に調和をもたらす、仕切ることに自信を持つこと。

臨機応変に対応を変えていくこと。


源氏の君が隠していたたくさんの蛍の光に、浮かび上がった玉鬘の美しい姿。

その悪趣味な仕掛けにも感情的にならず、その場の優雅な調和を優先して乗り切った玉鬘。


声はせで 身をのみこがす蛍こそ

   いふよりまさる 思ひなるらめ   玉鬘


声には出さず、ただ身を焦がしている蛍のほうが、(あなたのように)口に出しておっしゃるよりも、せつない思いを抱いていることでしょうよ。


玉鬘の美しい姿に、蛍兵部卿宮が熱い思いを託した歌に返歌。

それには乗らず、知性でかわすところがまた天秤座的に美しいのです🌟