四柱推命を学び始めた頃、自分の持っている星を、他の人がどう解釈しているのかが気になり、いろいろなサイトを見て回ったことがありました。
特に気になっていたのが、仕事に関わる月柱にある「劫財」と「帝旺」。 そこで目に止まったのが、「月柱に劫財帝旺を持つ専業主婦 陰転」というものでした。
かいつまんで言うと、エネルギーの強い『劫財帝旺持ち』が専業主婦をしていたら、力を持て余してしまう、もったいない、ということなのでしょう。 こうした捉え方は、主流といえるかもしれません。
「『社長(王様)の星』を持っていますよ!」と言われ、前向きにやる気が湧いてくるなら、それは後押しになります。
でも私は、「家にいたままでは、いけないのかもしれない」「外で働かないと、宝の持ち腐れなのかもしれない」と、どこか焦るような気持ちになってしまいました。
■“強い”は手相にも現れていた
同じように、“強いエネルギーを持つ”と言われるものに、「天下取りの手相」といわれる「ますかけ線」があります。 私には、祖父から受け継いだますかけ線が、両手にあります。
「波乱万丈」「大器晩成」そんな言葉と一緒に語られることも多く、時には「女性が持つと…」と、否定的なことを言われたこともありました。
もちろん、希望を持たせてくれる占い師の方も多くいましたが、「強い」と言われるものには、どこか“扱いづらさ”のようなものもついて回るのだと感じていました。
■専業主婦の「天下取り」
ある時、とある占い師さんの動画の中で、こんなやりとりがありました。
「私の妻は、ますかけ線があります。専業主婦ですが、外に働きに出てもらった方がいいですか?」と聞く質問者さん。
それに対して、「専業主婦でも、無理に外に働きに出なくてもいい」「奥さんの言うことを聞いていれば、うまくいくから」と、実に軽やかな回答でした。
その言葉を聞いたとき、「ああ、家の中で発揮するのもありなんだ!」と、肚落ちしたのを覚えています。
■「王様の力」は、小さな場所からでもいい
そういえば私は、日々の中でパートナーに自分の考えを伝えたり、ささやかなアドバイスのようなことをしてきました。 そして彼は、それを素直に受け取り、少しずつ仕事での活躍の場を広げていったのです。
その流れの中で、今度は私自身も、自宅でセラピストとしての活動を、自分のペースで始めるようになっていきました。
■今は何者でもなくても
「強い星を持っている」「強運」などと言われると、嬉しい反面、理想と現実のギャップに戸惑うこともあります。 「まだ何者にもなれていない」と焦ったりすることもあるのではないでしょうか。
私自身、「『天下取り』『強運』と言われる手相を持っているのに、何も成し遂げていない」と苦しく思うこともありました。
けれど、思うのです。 星は、いつもすべてを使いこなさなければいけないものではない、と。
よく、星をカードの手札やゲームのアイテムに例える話がありますが、本当にその通りだと感じています。 必要なときに、必要なものを取り出して使えばいい。
「自分はこの星を持っている」と知っていること自体が、安心につながるのだと思います
■心地よいと思える視点を取り入れる
私は今、20年間の大運天中殺の真っ只中にいます。
過去10年を振り返ると、大きな出来事や悩むことが多い時期ではありましたが、それらの出来事を乗り越えてきたからこそ、今の私がいます。 そして、これからの10年を想像すると、なぜか不思議と、怖さよりもどこか面白がっている自分がいます。
少しワクワクしているのは、軽やかで柔軟な視点を持つ先生から四柱推命を学んできたからかもしれません。
誰から学ぶのか。
どんな言葉で受け取るのか。
そして、どの情報を選び採用するのか。
そのひとつひとつが、自分の感じ方や、生き方に大きく影響していくのだと思います。
もしも今、「まだ何者にもなれていない」「こんなに強い星を持っているのに活かせていない」と感じているとしても、焦らなくて大丈夫。
あなたの中にあるエネルギーは、ちゃんと必要なときに、必要な形で動き出します。
だから今は、すでに持っているものに安心しながら、そのままの自分で、いられますように。
それでは、また☆