こんにちは、レクです。
第2話を書いてから、少し時間が空きました。
その間、私は何をしていたかというと・・・
ずっと掘ってました(笑)。
「なんで?」
「じゃあ、これは?」
「あれとこれって、もしかして繋がってる?」
ひとつ気になると、その先が気になってしまって。
どうやら私は、「なぜ?」をそのままにしておくのが苦手みたいです。
さて、少し振り返ると、第2話では、
私たちの中には、
感じたり、動いたりする「陰(プレイヤー)」と、
それを見て、
「それでいいの?」
「ちゃんとした方がいいんじゃない?」
とジャッジする「陽(鬼コーチ)」がいるんじゃないか、
という話をしました。
そして最後に、
じゃあ私たちは、この厳しい鬼コーチをどうしてるんだろう?
というところまで来ました。
今日は、その続きです。
🔮 占いをしたあと、少し楽になるのはなぜ?
占い師をしていると、
相談者さんの空気が、ふっと変わる瞬間があります。
たとえば、
彼から連絡が来なくて、
「私、何かしちゃったのかな」
「嫌われたのかな」
と不安になっているとき。
カードを読んで、
「あなたが嫌だから連絡していない、という感じではなさそうですよ」
と伝える。
すると、
「ああ、よかった……」
と、少し力が抜ける。
あるいは、
「こんなことで悩んでるなんて恥ずかしいんですけど」
と話してくれた人に、
「そんなふうに思わなくて大丈夫ですよ」
「よくここまで一人で抱えてきましたね」
と伝えたとき。
まだ問題そのものは、何も解決していない。
明日どうなるかも分からない。
なのに、
少し楽になる。
これ、不思議だなと思ったんです。
でも、第2話の「鬼コーチ」の話と繋げて考えてみたら、
なんだかちょっと分かる気がしました。
普段、
「ほら、嫌われた!」
「お前が悪いんじゃない?」
「もっとちゃんとしろ!」
と笛をピーピー鳴らしている鬼コーチのところへ、
外から違う声が入ってくる。
「そうとは限らないよ」
「あなた、結構頑張ってるよ」
「そんなに責めなくてもいいんじゃない?」
すると鬼コーチが、
「……そうなの?」
って、
笛を置く。
あ。
このコーチ、
休憩するんだ(笑)。
☕ 私たちは、外から別の声を借りている?
そう考えると、
第1話で話した、
占いやタイプ別診断を読んで、
「あー!私ってこういう人なんだ!」
「私だけじゃなかった!」
と安心することも、
友達に、
「わかるよ」
「それはつらかったね」
と言ってもらってホッとすることも、
似たことが起きているのかもしれません。
自分の中では、ひとつの声しか聞こえなくなっていた。
「私が悪い」
「私はダメ」
「きっと嫌われた」
そこへ、
自分ではないところから、別の見方が入ってくる。すると、
鬼コーチが黙る。
笛を置く。
私は占い師として、
そんな瞬間を何度も見てきたんだと思います。
誰かの言葉で安心する。
占いをして少し先が見えて、ホッとする。
それでいいとか悪いとかではなく、
実際に、人の心はそれで少し楽になることがある。
もしかしたら、
外から入ってきた別の声で、
あんなにうるさかった鬼コーチが笛を置くからなのかもしれません。
🔁 でも、鬼コーチは帰ってくる
ところが、
なぜか鬼コーチは帰ってきます。
安心したはずなのに、
気がついたら、
また横で叫んでる(笑)。
恋愛相手が変わっても、
また「嫌われたかも」で苦しくなる。
職場は変わったのに、
また「迷惑をかけてるかも」と不安になる。
誰かに、
「大丈夫だよ」
と言ってもらって安心したのに、
違う出来事が起きると、
また自分を責め始める。
出来事は違う。
登場人物も違う。
なのに、
苦しみ方が、なんだか似てる。
どうして、
安心できたはずなのに、
また同じところへ戻ってくるんだろう?
「嫌われたくない」
「見捨てられたくない」
「迷惑をかけたくない」
「ちゃんとしていたい」
……あれ?
もしかして鬼コーチ、
毎回ほとんど同じことで怒ってない?
だったら、
一度そっちを見てみたくなりました。
私がずっと、
「嫌いな私」
「ダメな私」
と呼んできたもの。
あれって、
具体的には、
何のことを言ってるんだろう?
次回、
ちょっと怖いけど、
その中身を見てみます。
✨次回、第4話「『自分が嫌い』という黒い袋を開けてみる」
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。