今朝、窓辺に置いた貝殻が朝日を受けてキラキラ光っていました。その美しさを見ていると、昨日会ったお客さんのことを思い出しました。その方は「蟹座の太陽が5ハウス」という星の配置を持つ方で、貝殻のように、優しい光を周りに届ける魅力がありました。
「蟹座の太陽が5ハウスって何ですか?」とよく聞かれます。簡単に言うと、あなたの中心(太陽)が感情豊かな蟹座にあって、それが自己表現や創造性、子どもとの関わりを表す場所(5ハウス)で輝いているということです。
つまり、感情の豊かさを表現することや、人を喜ばせることが得意なんですよ。
豊かな感情表現が創り出す魅力
蟹座は「水」のグループに属します。水のように、感情がスムーズに流れるのが特徴です。その感情の豊かさは、あなたの大切な個性。蟹座の太陽が5ハウスにあると、感情の豊かさが創造的な力になります。
先日会ったAさん(40代女性)は、子どもたちに絵本を読み聞かせるボランティアをしています。彼女の語り方には特別な温かさがあって、子どもたちは自然と彼女の周りに集まってくるそうです。
「なぜか知らない子の気持ちまで分かっちゃうんです」と彼女。これは蟹座と5ハウスの素敵な組み合わせのおかげなんです。相手の感情を感じ取る能力が、子どもたちの心に届く物語を作り出しているんですね。
蟹座×5ハウスの太陽を持つ人は、感情を隠すより、それを表現したときに一番輝きます。悲しみも喜びも、すべての感情が創造の源になります。感情を大切にすることが、あなたの才能を育てるんですよ。
感情と創造性の調和—あなたの才能の活かし方
蟹座×5ハウスの太陽を持つあなたには、感情と創造性のバランスが大切です。時に感情が強すぎて疲れることもあるかもしれません。でも、その感情こそが創造の源。感情の波を怖がらず、むしろ上手に乗ることを覚えてみましょう。
例えば、感情が強くなったとき、それをノートに書いたり、絵を描いたり、子どもと遊んだりして表現してみる。感情を「外に出す」ことで、心が軽くなるはずです。
私のお客さんの中には、毎晩子どもと「今日の気持ち色」を話す時間を作っている方がいます。「今日のママは紫色だよ。少し疲れてるけど、あなたに会えて嬉しいの」というように。これは蟹座×5ハウスならではの素敵なやり方ですね。
また、何かを作ることで感情を表すのも、あなたにとってとても自然なこと。小説を書く人、絵を描く人、手芸をする人…いろんな形で感情は形になります。大切なのは、感情をため込まないこと。感じたものを何かの形にすることで、あなたらしさがより輝きます。
子どもの頃、感情をうまく表せなくて悩んだことはありませんか?それは弱さではなく、あなたの豊かな感受性だったのかもしれません。大人になった今、その感受性はあなたの創造力の源になっています。
明日の朝も、感情の海を眺めてみよう
蟹座の太陽が5ハウスにあるあなたの心の中には、感情という海があります。その海は時に静かに、時に荒く波立ちますが、いつも創造の源です。太陽の光がその海を照らすとき、あなたの表現は人々の心に届きます。
明日の朝、もしよかったら、少し早起きして窓から空を見てみてください。そして自分の心の海に「今日はどんな色の波かな?」と問いかけてみましょう。その波を大切に、あなたなりの形にしてみてくださいね。
皆さんの感情という海から、どんな素敵な創造が生まれるのか、それを考えるとワクワクします。また次回、星のお話をしましょうね。おやすみなさい。