今日、空では蟹座の新月を迎えます。

「家族」「安心」「心の居場所」を象徴する蟹座。

この新月は、外に求めてきた安心から、内側の安心へと目を向けるタイミングかもしれません。

そんな新月の日に引いたカードから、今必要なメッセージを受け取ってみました。

今日は空模様も不安定で、ちょっと落ち着かない日ですね。

心の居場所や安心をテーマに持つ蟹座の新月らしい…そんな気がしています。

本日のテーマはずばり

蟹座新月に寄せて、今必要なメッセージ です。

使用カードは、

タロット(WRS)/アストロロジカルオラクルカード/レジェンダリーレディースカード/クリスタルエンジェルオラクルカード です。

まず、「手放していい思い込み・防衛本能」についてタロットを引きました。

結果はタワー、女帝、星(逆)。

すべて大アルカナ。

崩壊と再生、そして本当の希望に目を向けるまでの、深い魂の変化が語られているようでした。

「今まで安心だと思っていたもの」が崩れることで、初めて気づく“本当の自分の感覚”。

そこに女帝のカードがそっと寄り添い、育て直しのエネルギーを感じさせてくれます。

そしてそこはかとなく健康面の注意報のようにも読めそうなんですよね。

今回のカードリーディングでは、

「タワー(崩壊)」→「女帝(育み)」→「星・逆(希望の再確認)」という流れが出ました。

つまり、

手放していい思い込み、防衛本能について外の世界に求めていた“安全”が崩れることで、ようやく「本当の安らぎとは何か」が見えてくる。

自己の価値観や思い込みの崩壊が起こってから、何かの気づきを得るようなイメージですかね。

普段やってみないことを実際にやってみたらなんかしっくり来た、みたいな。

外側からの刺激や介入により己の価値観や思い込みに意識革命が起きて結果的にそれが豊かさにつながっていきそうだけど、星の逆位置が示す通り一筋縄にはいかなさそうかなと読めるかと。

蟹座新月のテーマに照らし合わせると、

壊れた殻の先に、本当の安らぎが待っている。

──外の安全な壁(殻)が崩れても、内側から“自分の命の感覚”が育ち直す。そんな蟹座新月。

続いてレジェンダリーレディースカードは媽祖様。

海の神様であり、守護と癒しの母なる存在。

「見守っているよ」「あなたの安全は、あなたの中にある」というメッセージかも。

特に「荒波の中でも道を示してくれる」媽祖様は、タワーの意味とも重なる。

最後に、クリスタルエンジェルオラクルカードはジェイド。

健やかであること。誰かを助けようとするあなたの行いが花開いている状態を意味しています。

ガイドブックより一部抜粋。

やはり、健康面に対するちょっとした注意喚起のようにも感じられました。

そこまで自覚的な不調はないんですが、慢心せず日々体調管理を気を付けたいですね。

ここまでを通して浮かんできたワードは

自己の育て直し。

蟹座は、“誰かを守る力”だけでなく、“自分を守り育てる力”も司る星座。

過去の傷や思い込みが“安心”の形を歪めてしまうことがあります。

この新月は、そんな古い殻を脱ぎ捨てて、自分の本当の心を育て直すタイミングかもしれません。

壊れた塔の先には、あなた自身の手で築く“本物の安心”が待っています。

自分をもう一度、やさしく育て直す。

この新月、あなたはどんな部分を大切に育み直してあげたいですか?

“自分という命をもう一度、育て直す”ためのはじまりかもしれません。

この新月、あなたは何を“育て直したい”ですか?


📷カード画像:©Ann Shen / Chronicle Books

使用カード:Legendary Ladies Oracle