私たちは、生まれる前に
「どんな人生を体験したいか」を
ある程度、設定してきているとしたら…
もし、感情に揺さぶられる体験さえも
自分で選んできたものだとしたら…
あなたはどう感じるでしょうか?
西洋占星術には、大きく分けて
地球を中心に見る「ジオセントリック」と
太陽を中心に見る「ヘリオセントリック」
という視点があります。
一般的に、
私たちが地球で生きる現実や日常、心の動きを読むときは
ジオセントリックの占星術を使います。
ヘリオセントリックでは月星座を扱いません。
(理由については、ここでは詳しく触れませんが)
地球を中心にみるジオセントリックの占星術において、月はとても大切な天体です。
月は、
・感情
・安心感
・無意識の反応
・心のクセ
をあらわします。
月が満たされていると、安心感の土台となり、太陽の「こう生きたい」という意思を支えてくれます
そして私は最近、
こんな捉え方をするようになりました。
人によっては、
この「安心を支える月」という標準装備に加えて、
感情をより濃く体験するための
スペシャルオプションを付けて生まれてきているのではないかと。
感情を大きく揺らしながら、
人と深く関わり、
喜びも痛みも、しっかり味わう。
そんな体験を望んだ人は、
月がよりパワフルに働く設定を
選んでいるのかもしれません。
月が強く働く人には、こんな傾向が見られることがあります。
感受性が豊か
共感力が高い
感情のアップダウンが大きい
人との距離が近くなりやすい
ときに、
依存的に見えることもあるかもしれません。
けれどそれは、
欠点ではありません。
その体験をするために、
あえて選んできた可能性がある
とも捉えられます。
そう思えると、
感情が揺れている自分や、
しんどさの中にいる自分を、
少し離れたところから眺められるようになるかもしれません。
とはいえ、
感情に飲み込まれ続けるのは、やはりつらいもの。
「もう十分体験したな」
「そろそろ落ち着いて生きたいな」
そう感じるタイミングが来たら、
それは次のステージへの合図です。
これまで、さまざまな分野で探求されてきた人たちが
感情との付き合い方を語ってきました。
・濁った感情を透明化する(ルドルフ・シュタイナー)
・月の外在化:犬を外で飼う(占星術家・松村潔)
・ネガティブな感情は、溜め込まず、その都度感じきって手放していく
という考え方もあります。
どれも表現は違いますが、
共通しているのは、
感情に振り回されないための工夫です。
大切なのは、
月を「どう扱うか」を選ぶこと。
特に、月が水のサインにある方は、
感情に深く共鳴しやすく、
無意識のうちに
「わかってほしい」「共感してほしい」
という想いが強く出やすいこともあります。
もし、周りの人がそっと距離をとる場面が増えたなら、
それはあなたが悪いのではなく、
月との付き合い方を見直すサインなのかもしれません。
そして、
もう感情のアップダウンという
「スペシャルオプション」が必要なくなった方は、
それを手放し、
安心感を支える“本来の月”を、土台として使うという選択もできます。
・感じている自分を認める
・安心できる時間をつくる
・「今の私はどうしたい?」と問いかける
そんな小さな積み重ねが、
心の土台を整えてくれます。