最近、身近な人との会話の中で、「家族との関係・距離感を見直している」といった話題をよく聴きます。
介護・夫婦関係の在り方・親との関係だったり、仕事とのバランスだったり─人それぞれですが、心の根っこを探すような時間が流れているように感じます。
それもそのはず、今、現行の木星は蟹座に滞在しているため、 「蟹座的なテーマ」が自然と浮かび上がりやすい時期なのです(この期間は2026年6月まで続きます)。
家族との関係、心が落ち着く居場所、感情の安全地帯─そんなことを考える機会が増えている方も多いのではないでしょうか。
私自身も、親の介護というテーマを通じて、家族との在り方や価値観を再確認しています。時には感情が爆発して、あ~また我慢してたんだな~私ってと気づいたり、改めて向き合う日々を送っています。自覚としては、私の8ハウスにある蟹座火星が発動している感じます(;^_^A
そんな流れの中で、今日は「蟹座火星」について少し語ってみたいと思います。
誰かのために、自分らしい形で蟹座火星を活かせるヒントになると嬉しいです。
🔥火星×蟹座:本来は発揮しづらい組み合わせ?
火星は「行動・意志・闘争心」を司る天体。 一方、蟹座は「感情・家庭・守る力」を象徴する星座。
この組み合わせは、火星のストレートな攻撃性が蟹座の繊細さに包まれてしまい、火星らしさが出しづらいとされることもあります。
ですが、その特性を逆手にとると、感情を原動力にした「守るための行動力」として力を発揮することができるのです。
🦀蟹座火星の特徴:
感情が動くとき、火星が目覚め守るべきもののために戦う火星。家族、仲間、心の居場所、それらを守るためなら、蟹座火星は驚くほどの行動力を発揮します。
◎感情が行動のスイッチになる :怒り、悲しみ、悔しさ…何かとネガティブと否定されがちな感情ですが、それらを抑え込まず、それは自分の火星が反応していることを教えてくれるセンサーとして受け取り、創造的な活動やケアの力に変えていくことが鍵。
◎世話焼き・共感力の高い火星 :相手の痛みに敏感で、つい手を差し伸べたくなる。私は、夫に『親切の押し売りはいらない』と言われたことがあります(笑泣)。 それ以来、いつも親切の押し売りになってないか?相手の自立の力を奪ってないか?自分が疲弊してないか?を意識してます。境界線を引くことも大切です。
🏠8ハウス×蟹座火星:
深い絆と感情の共有8ハウスに蟹座火星を持つ人は、親しい人との深い絆や感情の共有に強く反応します。だからこそ、取り扱いは、注意が必要だと感じています。
◎感情の深層にアクセスする火星 :表面的なやりとりではなく、心の奥底にある感情に触れることで、行動力が引き出されます。
◎親密な関係でこそ火星が活性化 :信頼できる相手との間で、守りたいという気持ちが強くなり、火星の力が発揮されやすくなります。
◎絆を守るための行動力 :家族やパートナー、親友など、魂レベルでつながる関係性において、感情的な絆を守るために動く火星です。
🌙蟹座月・太陽との違い
蟹座月:感情の受け取り手。共感力が高く、安心感を求める。
蟹座太陽:人生のテーマとして「家庭・感情・守る力」が軸になる。
蟹座火星:行動の源が「感情」になる。守るために動く。火星は「どう動くか」を示す星。 だからこそ、蟹座火星は感情の根っこを見つけることが、行動の安定につながるのです。
🌊蟹座火星の活かし方
◎感情を原動力にする:怒りや悔しさなどの感情がどこからきているのか。内観しながら整理し、その力を創造的な活動に昇華。執筆、自分なりにできる形での介護、育てる、教えるなどに活かす。
◎深い絆を築く:表面的な関係より、魂レベルでつながる人間関係を育てる。あなたが本当に繋がりたい人はどんな人ですか?
◎境界線を意識する:世話焼きになりすぎず、自分の感情を守ることも大切。できることはここまでとある程度の線引きをしておく
◎セルフケアを習慣化:火星の勢いで疲れを無視しがちなので、休息と感情の整理を意識的に。蟹座火星におススメの一つに、セルフタッチケアがあります。お好みのアロマの香りも一緒に嗅ぎながら♪優しいタッチで愛情の波を自分にも。後はお風呂など水を使ったリラックスタイムも良いですね~。
◎守る対象を選ぶ:誰を守りたいのか、どこまで関わるのかを明確にすることで、火星の力が健全に発揮される。頼まれると、つい全力で応えたくなる貴方様。それを無意識に期待して弱さを見せてくる方もいらっしゃいます。時にはそれが精神的な自立を妨げるキッカケにも…自分が守りたい相手をしっかり選ぶ(特に8ハウス火星をお持ちの方)。
🪷まとめ:火星の炎を、『守り・育む』の灯火に
「感情はセンサー。守るべきもののために、火星の炎を灯す。」
蟹座火星は、戦う星ではありません。 癒し、守り、育てるために動く星です。無意識に我慢し続けてストレスがたまって爆発したり、相手のためと思ってやってるつもりで関係性が上手くいかない時は、蟹座火星を上手く使えていない可能性も考えられます。
今の木星蟹座期(〜2026年6月迄)は、その力を見つめ直す絶好の機会です。
もし、家族や親しい人との関係性で、モヤモヤしたり、心の中の感情のコップが溢れそうになっていたら、その時の感情を手掛かりに、ご自身でその感情がおこる背景には何があるのかを丁寧に問いかけてみてください。
心の根っこにある情熱を探しながら、火星のエネルギーを優しく、力強く使っていきましょう。特に8ハウスに火星のある方は、誰にそのエネルギーを使いたいかも意識してみてはいかがでしょうか。
次回は、蟹座火星のセルフケアにアロマタッチケアが良い理由について、紹介予定。
興味のある方がいらっしゃいましたら、マーカーでチェックしてお知らせくださいね。