あなたは、占星術やヒーリング、タロットといったスピリチュアルな知識を深く学ばれ、多くの人を照らすための温かい光を、すでにその心の中に持っています。


​しかし、その光を外の世界へ届けることに、どこか戸惑いや、言い知れぬ不安を感じて、立ち止まっていませんか?


​今、夜空で輝きを増す魚座の上弦の月は、そんなあなたの繊細な心に静かに寄り添いながら、優しく背中を押してくれるでしょう。


​✨ 今回の上弦の月が示す「卒業」のメッセージ


​上弦の月は、私たちの内側にある「理想」と「現実」の間に生じる、葛藤と調整の期間です。この時期のエネルギーは、私たちを、最も自然で心地よい次のステップへと導いてくれます。


​1. サビアンシンボル:安全な土台からの優しい解放


​今回の上弦の月は、魚座の7度、シンボルは

「岩の上に横たわっている十字架」で起こります。

​この度数は、長年の学びや献身(魚座6度)を経て、慣れ親しんだ安全な土台が、そっと姿を変え始めることを示しています。それは、師匠やコミュニティといった、これまで依存し、安心感を得てきた場所からの優しい解放です。


​「岩の上に横たわる十字架」は、

手放すことへの痛みや不安も受け止めつつ、「自分の足で立ち、光を届ける」時期が来たことを教えています。この変化は、あなた自身の可能性が広がる新しい世界への扉が開いた証拠なのです。

​2. 月と太陽の葛藤:深い感情と、希望に満ちた哲学


​月と太陽の

スクエア(90度)は、あなたの内側で、以下のような対話を生んでいます。

​月 ♓️(魚座): 「完璧な自分」ではないことへの不安や、自己を犠牲にしてしまうかもしれないという恐れ。


​太陽 ♐️(射手座): 「多くの人を幸せにしたい」という純粋な使命感、探求心、そして未来への希望。


​【この葛藤を乗り越えるヒント】


​あなたの繊細な感情は、ヒーラーとしての共感力の源です。射手座の太陽の力を借りて、その

不安や繊細さも含めた「ありのままの自分」を受け入れましょう。

​「まだ完全ではないかもしれない。でも、この光を必要としている人がいる」という

使命感(射手座)を指針に、不安という感情(魚座)は一緒に連れていくけれど、行動は止めないと決意すること。これが、一歩を踏み出すための統合的なプロセスです。

​🌟 力を秘めた優しいあなたへ送るメッセージ


​この上弦の月は、あなた自身の才能を、誰かの許可や、外側の場所の安心感から解放するための、静かで温かいタイミングです。


​不安な心に寄り添う:「大丈夫、不安があってもいいよ」と、自分自身に優しく声をかけてあげてください。その繊細さこそが、あなたのセッションの深みになります。


​目的を優しく定める:射手座の太陽の力で、「誰に、どんな希望を届けたいか」というあなたの純粋な願いを、明確に心に描きましょう。それが、あなたが進むべき新しい道のりになります。


​小さな一歩を大切に:大きな変化である必要はありません。今日、一人の人にあなたの優しさを届けること。それが、あなたの新しい世界への確かな一歩となります。


​このエネルギーは、あなたの内なる力を、優しく、そして確実に、現実の世界へと開花させてくれます。


​あなたの光を必要としている人に、そっと手を差し伸べてみませんか?