たしかに私たち兄妹関係は、掘り下げようと思えばネタはいくらでもあるのです。
ただね、
アイキャッチ画像がずっと同じでつまらない、そう思って『父娘関係』記事を下書き保存した、そんな矢先。
アウルブック関連のメルマガが届き、遅ればせながら拝見したYouTubeのアーカイブ。
その面白いことといったら☆
久しぶりに(お)腹の底から声を出し、笑いころげてしまいました。
だけれども、面白いだけでは終わらないのが、トリプル☆まゆさんたちのすごいところ。
ライティングに関する大事なポイントが響きました。
というわけで、
今回は、そこから私の内側に浮かんできたポイントとは。
牛丼にまつわる記憶です。
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わたしたち兄妹を語る上で、牛丼ははずせません。
というのも、
けっして、そこまで極貧だったという感覚もないのですが、
牛丼に関しては、しょっちゅう食卓にのぼっていたにもかかわらず、それは、兄ひとりだけのものだったのです。
なんだか、とっても悲惨な話にきこえたら申し訳ないのですが。
幼いころから、私は牛丼を食べたことがありませんでした。
父はその頃、外国船航路の船員で、1年に一度帰ってくればまだいい程度で家をあけていました。
なので、母が食事を作る対象は、兄と私と祖母。
そこに牛丼は兄専用。
もしかしたら
私は牛丼が嫌いだった、
というよりは、嫌いだと母に言ったのかもしれません。
それでも、もしも牛丼が私にも出されていたなら、普通に食していた自信はあります。
なぜ、いつもは同じメニューなのに、牛丼の時だけ兄妹で違うのか。
今も謎のまま、母にたずねることはしていません。
兄が牛丼だったときは、私の食事は白ご飯と何らかのおかずでした。
ふりかけが大好きで、それもごま塩とか、お茶漬けふりかけとか、
どちらかといえば、あっさりと、おちついた味が好みでした。
そのへんの私の嗜好もふまえて、母は私に白ご飯を出していたのかもしれません。
たまに、母から
「あなたは牛丼はいらないわよね」(そんな共通語ではなかったですが)と私にたずねる、というよりも念押しするような、答えはYESしか期待されていないような言葉をかけられていたような記憶がうっすらと残っています。
そんなとき、私の返事はとうぜん「YES」。
空気読むのは自然にやってる太陽魚座です。
おさな心にも、家の金銭事情や母の料理への負担を配慮していた気がします。
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今でも、牛丼を好んで食べたいと思うことはないですが、心に刻み込まれた光景だったりはします。
この牛丼問題。
食、特に“牛”に着目して、関連の深そうな2ハウスを見てみました。
①2ハウスのサインと、滞在する天体
兄:てんびん座、太陽・水星
妹(私):さそり座、海王星・火星(いて座)
兄、2ハウスてんびん座。
そこにてんびん座の太陽・水星も。
守護星である金星があらわす、自分の好きを察知する力は幼少期から発揮していたように思います。
てんびん座の美的感覚に、おうし座エネルギーが強く影響していたと思えます。
そこからすると、“牛丼”好きなのもわかる感じがします。
一方、妹である私の2ハウスは、一つの物事を深く極めるさそり座。
そこに、海王星と火星いて座。
イメージとしては、牛丼はスピ系担当の海王星にとっては、範囲内ではない感じ。
いて座火星も、牛丼からはちょっとニュアンスがずれているのかも。
ローストビーフならハマったのかもしれませんね。
牛丼は、幼い頃の私にとっては、極める要素ではなかった可能性あり。
そういえば、幼い頃からの私の大好物はというと、甘酒。
酔う、とか、お酒をあらわす海王星が、食に関する2ハウスに。
そのまんまやん、な感じ。
これ飲むと、なんかふんわりする…って思ってた記憶があるから、粕酒だった可能性もなくはない。
昭和時代は、今よりずっとそこらへんはゆるくて、
近所の会合なんかでも、子どもたちが平気で粕酒的な甘酒を飲ませてもらえる時代でした。
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他に、こんなところも関連しているかなと思ったのがこちらの2つです。
②カイロン
妹(私):カイロンおひつじ座 6ハウス
健康をあらわす小惑星カイロンが、健康の6ハウスに。
健康オタクなのは、ここからきているのかー、と改めて納得。
今回の新発見です☆彡
そうした傾向が幼少期からすでに始まっていて、牛丼よりも白ご飯のほうを良しとする価値観をもっていたとも考えられます。
また、
ありのままの自分ではいけない、というおひつじ座カイロンの性質が、
「牛丼を食べてみたい、というありのまま自分を表現してはいけない」につながっていたのかも。
③木星
兄:木星かに座0° 10ハウス
胃を担当するかに座に、拡大の星である木星。
0°にあるため、 《胃×拡大》のエネルギーを強く純粋に放つ。
それが、使命をあらわす10ハウスに。
たしかに彼は美食です。
おそらくは、幼少期からその素質は芽生えていたのでしょう。
ちなみに兄は太っているわけではなくむしろやせていますが、おいしいものをよく知っていて食べます。
牛丼という日常アイテムからこんなにも深く(?)よみ解くことになろうとは、思いもよらないことでした。
私なりに新たな発見もあって、意外とこういう切り口アリだなと感じました☆彡